資格・学び
海外赴任の英語
更新日:2026-10-09

本記事は、海外赴任の準備に関する公開情報や調査、英会話スクール各社の公開情報、赴任経験者の声をもとに、編集部が整理したものです。当サイトはベルリッツのアフィリエイトプログラムに参加しています。
準備期間・練習時間・スケジュールは編集部の目安で、赴任先・職種・会社の制度によって必要な準備は変わります。
研修費用の会社負担や手続きは、必ず勤務先の人事にご確認ください。

時間は足りない。だから「順番」で勝つ

海外赴任が決まったら英語はどうする?
内示から出発まで3か月の準備スケジュールと、着任後30日で困らない練習法

内示から出発までは、長くて3か月ほど。その間に、ビザや住まい、引っ越しの準備も同時に進みます。「英語をなんとかしなきゃ」と思っても、使える時間は思った以上に少ないのが現実です。この記事では、限られた期間で確保できる練習時間を先に計算し、着任してすぐに来る英語の場面から逆算して、何をどの順番で練習するかを整理しました。

出発までの3か月で、自分が英語を話せる時間は?

週2回
約9時間

週3回
約13時間

週5回
約22時間

※40分のマンツーマンで、自分が話すのを約20分と仮定した編集部の試算(13週間)。詳しくは記事内で解説します。

この記事の結論

赴任前の数か月で、英語力そのものを大きく変えるのは難しいのが現実です。だからこそ、「着任後30日で必ず来る場面」を先に書き出し、その場面だけを繰り返し口に出して練習するのが、いちばん効く準備です。

  • 3か月で確保できる「話す練習」は、週3回のレッスンでも十数時間。何でも練習する余裕はない
  • 優先順位は、①着任のあいさつと自己紹介 ②会議で状況を報告する ③メールと電話 ④生活の手続き。この順に仕上げる
  • 研修費は会社が負担してくれることも多い。英会話を申し込む前に、まず人事に確かめる

内示が出たら、その週のうちに「人事への確認」と「レッスンの体験予約」の2つだけ済ませる。これで、残りの準備期間を練習にまるごと使えます。

赴任までの期限に合わせて、プランを組んでもらえる

ベルリッツの無料体験で、出発日までに必要な回数とペースを出してもらう

赴任先・職種・出発日を伝えると、今のレベルから逆算したレッスン数と受講ペースを提案してもらえます。会議や報告のロールプレイなど、仕事の場面に合わせた内容にも変えられ、英語以外の言語にも対応しています。その場で決める必要はありません。

※申し込む前に、研修費が会社負担になるかを「人事に確かめる5つの質問」で確認しておくと安心です。

ベルリッツ

30秒でわかる、あなたが最初に読むところ

いちばん近いものを選んでください。

Q1.出発まで、あとどれくらいですか?

2か月以上ある → 「3か月の準備スケジュール」へ
1か月ほど・それ以下 → 「時間がないときの短期プラン」へ

Q2.今の英語は、どのくらいですか?

読み書きはできるが、会話になると詰まる → 「着任後30日の場面」を先に。話す練習に集中しましょう
ほとんど自信がない → 「学び方の選び方」で、マンツーマンと自習の組み合わせを

Q3.赴任先の言葉は、英語ですか?

英語圏 → このまま読み進めてください
中国・タイ・ベトナムなど、英語圏以外 → 「英語圏以外に赴任する場合」も読んでおきましょう

このページで分かること

  • 出発までに確保できる「話す練習」の時間の計算
  • 着任後30日で必ず来る英語の場面と、練習する順番
  • 3か月・1か月・2週間、それぞれの準備スケジュール
  • 研修費の会社負担について、人事に確かめる質問
  • 英会話スクール・オンライン英会話・英語コーチングの選び方
  • 家族帯同・英語圏以外への赴任・現地での続け方

準備に使える時間は、思ったより少ない

海外赴任の内示は、出発の3か月ほど前が目安とされますが、1か月前に急に伝えられることも珍しくありません。その間に、ビザ・住まい・引っ越し・業務の引き継ぎも重なります。まず、英語の練習に使える時間を数字で把握しましょう。

出発までに、自分が英語を話せる時間の目安

出発まで 週2回 週3回 週5回 毎日2回
3か月(13週) 26回
約9時間
39回
約13時間
65回
約22時間
—
2か月(9週) 18回
約6時間
27回
約9時間
45回
約15時間
—
1か月(4週) 8回
約3時間
12回
約4時間
20回
約7時間
56回
約19時間

※表は横にスクロールできます。1回40分のマンツーマンで、自分が話す時間を半分の約20分と仮定した編集部の試算です。自習やオンライン英会話を足せば、練習の時間はさらに増やせます。

数時間〜20時間で、何でも話せるようにはならない

3か月・週3回でも、自分が話す時間は十数時間です。この時間で英語全般を伸ばそうとすると、どれも中途半端に終わりがちです。逆に、使う場面を絞れば、十数時間でも「その場面では言いたいことが言える」状態は十分に作れます。準備の鍵は、量ではなく範囲を絞ることです。

赴任は数年続く。出発前は「最初の数か月を乗り切る」準備でいい

海外赴任者を出している企業の研修担当者400人への2025年の調査では、平均の派遣期間は「3〜5年未満」が約4割で最も多い結果でした。英語力は現地で数年かけて伸びていきます。出発前の目標は、完璧な英語ではなく、着任直後に仕事と生活が止まらないことに置きましょう。

着任後30日で必ず来る英語の場面

着任してからの1か月で、ほぼ確実にやってくる英語の場面を書き出しました。上から順に、来る時期が早く、失敗したときの影響が大きい場面です。練習もこの順番で進めます。

順 場面 来る時期 出発前に準備しておくこと
1 着任のあいさつ・自己紹介 初日 1分の原稿を作り、何も見ずに言えるまで声に出す。経歴・担当・現地でやりたいことの3つで組み立てる
2 部下・同僚との1対1の面談 1週目 「今の仕事」「困っていること」「自分に期待すること」を聞く質問を用意しておく。聞く側に回れる準備が大事
3 定例会議での状況報告 1〜2週目 「進み具合・問題・次にやること」の型で、担当業務を1〜2分で報告する練習
4 会議での聞き返し・確認 毎日 聞き取れなかったときに、内容を言い直して確かめる言い方を、口ぐせになるまで練習
5 メールとチャット 毎日 依頼・催促・お礼・断りの4種類の型を作っておく。書く英語は、準備さえあれば時間をかけて直せる
6 生活の手続き(住まい・銀行・携帯・病院) 1〜4週目 必要な単語と、困ったときに使う一言をメモしておく。会社の現地スタッフに手伝ってもらえるかも確認
7 取引先との会食・雑談 2〜4週目 自分の出身地・日本の話・趣味など、話しやすい話題を3つ用意しておく

※表は横にスクロールできます。赴任経験者の声と一般的な赴任の流れをもとに、編集部が整理した目安です。職種や赴任先によって、順番は入れ替えてください。

着任のあいさつは「3つの部品」で組み立てる

最初の場面がいちばん大事です。うまく話せると、その後のやり取りがぐっと楽になります。難しい表現はいらないので、次の3つを短い英語でつなげましょう。

① これまで:I’ve worked in sales for ten years, mainly with clients in Japan.
② ここでの役割:Here, I’ll be leading the team that supports our local partners.
③ お願い:I’m still learning how things work here, so please tell me if I can help.

※編集部が作った例文です。自分の経歴と役割に置きかえて使ってください。

練習は「台本→ロールプレイ→アドリブ」の3段階で

まず自分の場面の台本を書き、次に相手役をつけて何度も口に出し、最後に相手から想定外の質問をしてもらう。この3段階を、上の表の1〜4の場面で回すのが、限られた時間でいちばん効く練習です。ロールプレイの相手役は、独学では用意しにくいので、マンツーマンのレッスンを使う価値が大きいところです。

3か月の準備スケジュール

出発の3か月前に内示が出た場合の、英語の準備の流れです。引っ越しや手続きが本格化する出発1か月前より前に、話す練習の山場を持ってくるのがポイントです。

内示の週
人事への確認と、レッスンの体験予約
研修費の会社負担・会社指定のスクールがあるかを確かめ、体験レッスンを予約します。赴任先の言語・職種・出発日をメモしておくと、体験で具体的な提案を受けられます。

3か月前
場面の台本づくりと、レッスン開始
着任のあいさつ・自己紹介・状況報告の台本を書き、レッスンで直してもらいます。週2〜3回のペースで、まずは「言える」状態を作る段階です。

2か月前
ロールプレイの山場(いちばん回数を増やす時期)
会議の報告・1対1の面談・聞き返しを、相手役つきで繰り返します。週3〜5回に増やせるなら、この時期がいちばん効果的です。メールの型もこの時期に作ります。

1か月前
アドリブの練習と、生活の英語
手続きや引っ越しで忙しくなるので、回数は無理に増やさず、想定外の質問への受け答えを練習します。生活の手続きで使う単語と一言も、このころにメモにまとめます。

出発直前
台本の総仕上げと、現地での続け方を決める
着任のあいさつを最終確認し、現地でオンラインのレッスンを続けるか、現地の学校に通うかを決めておきます。

※編集部が考えた目安のスケジュールです。内示の時期や業務の状況に合わせて調整してください。

ロールプレイの相手役を、プロの講師に任せる

ベルリッツのマンツーマンなら、着任のあいさつ・会議の報告・部下との面談など、自分の場面に合わせたロールプレイを組んでもらえます。出発日を伝えれば、間に合うペースのプランを提案してもらえます。2026年10月31日までは、対象プランの入学金(通常33,000円)が0円です。

無料体験で、出発日までのプランを相談する

※研修費の会社負担が使える場合は、申し込む前に人事の手順を確認してください。

時間がないときの短期プラン

出発まで1か月を切っている場合は、場面を上位3つに絞り、短い期間に回数を集中させるしかありません。残り期間ごとに、やることを決めておきましょう。

残り1か月:場面1〜4に絞って、毎日話す

着任のあいさつ・1対1の面談・状況報告・聞き返しの4つだけを、毎日練習します。マンツーマンを週3〜5回、残りの日はオンライン英会話や録音した自分の声で補います。メールは、型を作っておけば現地で時間をかけて書けるので後回しで大丈夫です。

残り2週間:着任のあいさつと聞き返しだけは仕上げる

あいさつを何も見ずに言えるようにすること、聞き取れなかったときに確かめる言い方を口ぐせにすること。この2つができていれば、着任直後の大きな失敗は防げます。残りは現地で続ける前提で、レッスンの続け方を決めておきましょう。

短期間で回数を集中させるときの注意

英会話スクールの回数パックは、有効期限が数か月あるものが多く、出発までに受けきれないことがあります。出発後もオンラインで続けられるか、受けきれなかった分はどうなるかを、契約前に必ず確かめましょう。語学教室の長期の契約は、特定商取引法で途中解約が認められ、解約時の請求額に上限があります。詳しい計算は「英会話教室を途中でやめたら、いくら戻る?」で紹介しています。

人事に確かめる5つの質問

海外赴任前の語学研修は、会社が費用を負担したり、指定のスクールがあったりすることがあります。自分で申し込んでから「会社負担の対象外だった」とならないよう、先に確かめましょう。

人事に聞くこと なぜ聞くのか
1.赴任前の語学研修の費用は、会社負担になりますか? 全額か一部か、上限額があるかで、選べるスクールと回数が変わるため
2.会社が契約している、または指定のスクールはありますか? 法人契約の割引や、決まった申し込み手順があることがあるため
3.業務時間内にレッスンを受けてもいいですか? 平日の昼にも受けられれば、回数を一気に増やせるため
4.家族の語学研修も、支援の対象になりますか? 帯同する家族の研修を支援する会社もあるため
5.精算の方法と、必要な書類は何ですか? 立て替えか請求書払いか、領収書や修了の証明が必要かを先に知っておくため

※表は横にスクロールできます。編集部が作成した質問リストです。制度の有無や内容は会社によって大きく異なります。

会社負担がなくても、出発前に投資する価値はある

自己負担になる場合でも、着任直後の数か月を英語で困らずに過ごせるかどうかは、その後の数年の仕事のしやすさに直結します。個人で申し込むなら、国の教育訓練給付制度の対象になる講座かどうかも確かめておきましょう。給付制度の仕組みは「英語コーチングおすすめ5社を比較」の記事でも解説しています。

学び方の選び方

赴任前の英語の学び方は、大きく3つです。「自分の場面のロールプレイができるか」「出発日に間に合うペースで受けられるか」の2つで選ぶと、外しにくくなります。

学び方 赴任準備での強み 気をつけること 向いている人
マンツーマンの英会話スクール 自分の職種・場面に合わせたロールプレイができる。出発日から逆算したプランを組める 1回の料金は高め。回数パックの有効期限を確認 会議・報告・面談など、話す場面の準備をしたい人
オンライン英会話 安く、毎日話す回数を増やせる。早朝や深夜も受けやすい 講師によって進め方に差。台本づくりや場面の設計は自分で 台本を自分で作れて、話す量を補いたい人
英語コーチング 毎日の自習の量と質を管理してもらえる。聞き取りや基礎の底上げに強い 話す練習そのものは中心ではない。短期間に費用が集中 準備期間に余裕があり、基礎から立て直したい人

※表は横にスクロールできます。各タイプの一般的な傾向を編集部が整理したもので、サービスによって異なります。

おすすめの組み合わせ:マンツーマンで場面を作り、オンラインで量を足す

台本の添削とロールプレイはマンツーマンで、その台本を毎日声に出す練習はオンライン英会話や自習で。役割を分けると、費用を抑えながら練習の時間を増やせます。たとえばベルリッツは、法人の語学研修も多く手がけ、赴任前に短期間で集中して学びたい人に、期日に間に合うプランを提案しています。英語以外の言語にも対応しているのも、赴任前には心強い点です。

家族が一緒に赴任する場合

家族が帯同する場合、赴任者本人より家族のほうが、毎日の生活で現地の言葉を使う場面が多くなることもあります。本人の仕事の英語とは別に、家族の生活の英語も準備しておきましょう。

配偶者・パートナー
買い物・病院・子どもの学校とのやり取り・近所づきあいなど、生活の場面が中心です。仕事の英語とは使う表現が違うので、自分の生活の場面に合わせた練習が向いています。
子ども
現地の学校に通うか、日本人学校やインターナショナルスクールに通うかで、必要な準備が変わります。あいさつや自分の名前を言う、トイレに行きたいと伝えるなど、最初の数日で困らない一言から始めると安心です。
家族一緒に受ける
英会話スクールによっては、レベルが近い家族どうしでグループのレッスンを相談できることもあります。曜日や時間をそろえられれば、家族の予定も立てやすくなります。

英語圏以外に赴任する場合

中国・タイ・ベトナム・ドイツなど、英語圏以外への赴任では、「仕事は英語、生活は現地の言葉」という二本立てになることが多くあります。限られた時間を、どちらにどれだけ使うかを先に決めましょう。

職場で使う言葉 出発前の時間の配分の目安
職場は英語、生活は現地の言葉 英語に7〜8割、現地の言葉は生活の一言とあいさつに2〜3割
職場でも現地の言葉が中心 現地の言葉を中心に。通訳や日本語のわかるスタッフがいるかも確認
日本人の多い職場で、現地とのやり取りは限られる 現地の言葉のあいさつと生活の一言を優先し、英語は必要な場面に絞る

※表は横にスクロールできます。編集部が整理した目安です。赴任先の職場の状況は、前任者や現地の同僚に聞いておくと確実です。

現地の言葉の「あいさつ」だけは、必ず準備しておく

仕事が英語の職場でも、現地の言葉で「おはようございます」「ありがとう」と言えるだけで、同僚や取引先との距離はぐっと縮まります。中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語など、英語以外の言語の学び方は「英語以外の語学の料金と受け方、海外赴任前の使い方」で解説しています。

現地に着いてからの続け方

現地に住めば、英語に触れる量は一気に増えます。ただ、日本人どうしで固まってしまうと、思ったほど話す機会は増えないという声も多くあります。出発前に、現地での続け方を決めておきましょう。

1.オンラインのレッスンを続ける
出発前に始めたオンラインのレッスンを、現地からも続けられれば、同じ講師やカリキュラムで練習を続けられます。時差があるので、受けられる時間帯と、海外から受講できるかを契約前に確かめましょう。
2.会議の後に、言えなかったことをメモする
現地の会議で言えなかったこと、聞き取れなかった表現をその日のうちにメモし、次のレッスンで練習する。仕事そのものが教材になるので、出発前より効率よく伸びます。
3.現地の同僚との雑談の時間を、自分から作る
昼食や休憩の時間に、現地の同僚と話す習慣を作ると、話す量が自然に増えます。用意しておいた「話しやすい話題」がここで役立ちます。

赴任経験者の声

海外赴任を経験した人が、出発前の英語の準備について語った声を、X(旧Twitter)や体験記・口コミサイトから編集部で調査し、傾向を要約しました。

やってよかったという声

  • 着任のあいさつを丸暗記して行ったら、最初の印象がよく、その後が楽になった
  • 会議で聞き返す言い方を練習しておいたので、わからないまま進むことがなかった
  • 自分の業務の報告をロールプレイで何度もやったのが、いちばん役に立った
  • 現地の言葉のあいさつだけでも覚えていったら、同僚との距離が縮まった

やっておけばよかったという声

  • 単語や文法の勉強ばかりで、口に出す練習が足りなかった
  • 引っ越しの準備で忙しくなり、出発1か月前からほとんど練習できなかった
  • 会社の研修制度を知らずに、自腹で申し込んでしまった
  • 家族の英語の準備まで手が回らず、現地で家族が苦労した

引用元:X(旧Twitter)の投稿/海外赴任の体験記・口コミサイト ※編集部が調査・要約したもので、個別の投稿を転載したものではありません。

編集部コメント

よかったという声は、どれも「特定の場面を、口に出して繰り返した」ことにつながっていました。後悔の声は、勉強の範囲が広すぎたこと、練習の山場が引っ越しと重なったこと、制度や家族の準備を後回しにしたことに集中しています。内示の週に人事への確認と体験予約を済ませ、出発2か月前にロールプレイの山場を置く。この2つを押さえるだけで、多くの後悔は防げると考えています。

内示が出たらすぐやるチェックリスト

  • 出発日と、英語の練習に使える週数を数えた
  • 人事に、研修費の会社負担・指定スクール・業務時間内の受講を確かめた
  • 着任後30日の場面のうち、自分に必要な上位4つを決めた
  • 着任のあいさつの台本(これまで・役割・お願い)を書いた
  • 英会話スクールの体験レッスンを予約した
  • 家族の英語と、赴任先の言葉のあいさつの準備も予定に入れた
  • 現地でレッスンを続けられるか(海外からの受講・時差)を確かめた

よくある質問

Q. 海外赴任の内示は、出発のどれくらい前に出ますか?
A. 出発の3か月ほど前が目安とされますが、1か月前などに急に伝えられることも珍しくありません。内示から出発までは、ビザや住まい、引っ越しの準備も重なるため、英語の準備はできるだけ早く始めるのがおすすめです。

Q. 3か月で、英語を話せるようになりますか?
A. 英語全般を大きく伸ばすのは難しいですが、使う場面を絞れば、その場面で言いたいことが言える状態は十分に作れます。週3回のマンツーマンでも、自分が話す時間は3か月で十数時間ほどなので、着任のあいさつ・面談・会議の報告・聞き返しなど、着任直後に必ず来る場面に練習を集中させましょう。

Q. 出発前は、何から練習すればいいですか?
A. 着任のあいさつと自己紹介からです。初日に必ず来て、その後の印象を左右する場面だからです。次に、部下や同僚との1対1の面談、定例会議での状況報告、聞き取れなかったときの聞き返しの順に練習しましょう。メールは型を作っておけば現地で時間をかけて書けるので、話す練習を優先します。

Q. 語学研修の費用は、会社が出してくれますか?
A. 会社によって異なりますが、赴任前の語学研修を会社が負担する制度や、契約しているスクールがある場合があります。自分で申し込む前に、費用負担の有無と上限、指定のスクール、業務時間内に受けられるか、精算の方法を人事に確かめましょう。

Q. 英会話スクールとオンライン英会話、どちらがいいですか?
A. 赴任準備では、自分の職種や場面に合わせたロールプレイができるマンツーマンの英会話スクールで「場面を作り」、安く回数を増やせるオンライン英会話で「量を足す」組み合わせがおすすめです。時間に余裕があり、基礎から立て直したい場合は、英語コーチングも選択肢になります。

Q. 赴任先が英語圏ではありません。英語と現地の言葉、どちらを優先すべきですか?
A. 職場で使う言葉で決めましょう。仕事が英語なら英語を中心にし、現地の言葉は生活の一言とあいさつに絞るのが現実的です。職場でも現地の言葉が中心なら、現地の言葉を優先します。どちらの場合も、現地の言葉のあいさつだけは準備しておくと、同僚との距離が縮まります。

Q. 出発までに受けきれなかったレッスンは、どうなりますか?
A. スクールやプランによって扱いが違います。海外からオンラインで続けられるか、有効期限はいつまでか、途中でやめたときの精算方法を、契約前に必ず確かめましょう。語学教室の長期の契約は、特定商取引法で途中解約が認められ、解約時に請求される額に上限があります。

この記事について
本記事は、海外赴任の準備に関する公開情報、2025年9月の「日本企業における海外赴任前研修の実態調査」(海外赴任者を出す従業員500人以上の企業の研修担当者400人が対象)、英会話スクール各社の公開情報、X(旧Twitter)や体験記・口コミサイトに寄せられた赴任経験者の声をもとに、編集部が2026年10月9日時点の情報で作成しています。練習時間の試算・場面の優先順位・準備スケジュール・例文は編集部が作成したもので、必要な準備は赴任先・職種・会社の制度によって異なります。当サイトはベルリッツのアフィリエイトプログラムに参加しています。

まとめ:範囲を絞り、場面を口に出して繰り返す

海外赴任の内示から出発までは、長くて3か月ほど。その間に確保できる「話す練習」は、週3回のレッスンでも十数時間です。だからこそ、英語全般ではなく、着任後30日で必ず来る場面に練習を絞ることが、いちばん効く準備になります。

練習の順番は、着任のあいさつ、1対1の面談、会議の報告、聞き返し。台本を書き、ロールプレイで繰り返し、最後に想定外の質問に答える練習まで進めましょう。研修費の会社負担は人事に先に確かめ、家族の英語や赴任先の言葉のあいさつ、現地での続け方も、出発前に決めておくと安心です。

内示の週に、人事への確認とレッスンの体験予約を済ませる。その一歩で、限られた準備期間を、まるごと練習に使えるようになります。

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申し込みのあとにやること
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