法人デビットカード比較
※還元率・年会費は2026年10月時点の通常の条件です(キャンペーンを除く)。カードの発行には、各銀行の法人口座の開設(審査あり)が必要です。
【結論】法人デビットカードの選び方
法人で、名刺やチラシなどの印刷物をラクスルで発注するなら、還元率2.0%・年会費無料のラクスルバンクが最もお得です。同じ月10万円の利用でも、還元率1%のカードより年間12,000円多く戻ってきます。
- 法人でラクスルを使う・使う予定がある → ラクスルバンク(2.0%)
- 個人事業主・現金で還元を受け取りたい → GMOあおぞらネット銀行(最大1.0%)
- 従業員に何枚も配りたい・楽天銀行を使っている → 楽天銀行(1.0%、最大9,999枚)
30秒でわかる、あなたに合う法人デビットカード
上から順に答えてください。
はい → Q2へ
個人事業主 → GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットが候補です(ラクスルバンク・楽天銀行ビジネスデビットは法人向け)
ある・これから作る → ラクスルバンク。貯まった2.0%のポイントを、そのまま印刷物の代金に使えます
まったくない → Q3へ
社長1枚・少人数で使う → GMOあおぞらネット銀行(現金でキャッシュバック)
従業員に何十枚も配りたい → 楽天銀行(1口座で最大9,999枚、年会費1枚1,100円)
このページで分かること
- 法人デビットカードとは何か、法人クレジットカードとの違い
- 法人デビットカードのメリット・デメリット
- 主要3社の還元率・年会費・発行条件の比較
- 月の利用額ごとの、年間の還元額シミュレーション
- 失敗しない選び方5つと、クレジットカードとの使い分け
- カードを作るまでの流れ、よくある質問
目次
法人デビットカードとは?法人クレジットカードとの違い
結論として、法人デビットカードは「使った瞬間に法人口座から引き落とされるカード」です。カード自体の与信審査がないため、設立したばかりの会社でも持ちやすいのが最大の特徴です。
法人デビットカード(ビジネスデビットカード)は、銀行が法人口座の利用者向けに発行するカードです。クレジットカードのように「あとで請求される」のではなく、支払いと同時に口座から代金が引き落とされます。カードを作るための審査は、基本的に口座開設時の審査だけなので、決算書のない設立1期目の会社でも持ちやすく、創業期の経費の支払いに向いています。
| 比較項目 | 法人デビットカード | 法人クレジットカード |
|---|---|---|
| 支払いのタイミング | 使った瞬間に口座から引き落とし | 翌月などにまとめて請求 |
| カードの審査 | 基本は口座開設の審査のみ | 与信審査あり(決算書などを見られる) |
| 設立1期目の会社 | 持ちやすい | 審査が厳しくなりやすい |
| 使いすぎ | 口座残高までしか使えず、防ぎやすい | 利用枠までまとめて使える |
| 支払いを先にのばす | できない | できる(資金繰りに余裕) |
| 年会費 | 無料のものが多い | 有料のものが多い |
法人デビットカードのメリット・デメリット
メリット
- 設立直後でも持ちやすい:カードの与信審査がなく、口座さえ作れば発行できる
- 経費と私費を分けられる:社長個人のカードで立て替える手間がなくなり、経費精算が楽になる
- 使いすぎを防げる:口座残高までしか使えないので、お金の管理がしやすい
- 還元がある:利用額に応じてポイントやキャッシュバックが受け取れる
- 明細がすぐ確認できる:引き落としが即時なので、アプリで利用状況をリアルタイムに把握できる
デメリット・注意点
- 支払いを先にのばせない:使ったその場で残高が減るため、資金繰りの余裕は生まれない
- 残高が足りないと使えない:月額のサービス料などの支払いが止まらないよう、残高の管理が必要
- 一部の支払いに使えないことがある:公共料金や高速道路のETCなど、デビットカードに対応していない支払いもある
法人デビットカードおすすめ3選を比較
結論として、還元率ではラクスルバンクの2.0%が頭ひとつ抜けています。ただし、還元はラクスルで使えるポイントなので、使い道まで含めて選びましょう。
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| 比較項目 | ラクスルバンク | GMOあおぞらネット銀行 | 楽天銀行 |
|---|---|---|---|
| 還元率 | 2.0% | 最大1.0% | 1.0% |
| 還元の受け取り方 | ラクスルポイント(1pt=1円) | キャッシュバック | キャッシュバック |
| 年会費 | 無料 | 口座の案内で確認 | 1枚1,100円 |
| 対象 | 法人 | 法人・個人事業主 | 法人 |
| 口座開設のスピード | 最短当日 | 最短即日 | 1~2週間目安 |
| 他行宛振込手数料 | 119円 | 100円 | 150~229円 |
| こんな会社向け | 印刷物をラクスルで発注する法人 | 現金で還元を受けたい・個人事業主 | 従業員に多くのカードを配りたい法人 |
※還元率は通常時の条件です(ラクスルバンクは一部の支払いを除く)。楽天銀行ビジネスデビットカードは、楽天銀行の法人ビジネス口座が必要で、1口座あたり最大9,999枚まで発行できます。
還元率2.0%・年会費無料
ラクスルバンクは、印刷通販「ラクスル」のグループ会社が提供する法人向けの銀行サービスです。口座はGMOあおぞらネット銀行の「ラクスルバンク支店」の口座で、銀行の機能はGMOあおぞらネット銀行が担っています。デビットカードは発行手数料・年会費が無料で、利用額の2.0%(一部除く)がラクスルポイントとして還元されます。
ポイントは、ラクスルの印刷・名刺・チラシ・封筒・ホームページ制作などに1ポイント=1円で使えます。会社を作ったばかりの時期は、名刺や封筒、営業用のチラシをそろえることが多いため、カードで払った経費の還元が、そのまま次の印刷物の代金になる仕組みです。利用明細はアプリでリアルタイムに確認でき、経費精算も楽になります。
- 還元率2.0%で、比較した中で最も高い
- カードの発行手数料・年会費が無料
- 口座は最短当日で開設できる
- アプリで利用明細をすぐ確認できる
- 還元は現金ではなく、ラクスルで使えるポイント
- 法人のみ(個人事業主は対象外)
法人名義・1法人1口座。登録から申し込みまで、同じブラウザで続けて進めましょう。
最大1.0%キャッシュバック・個人事業主も対応
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットは、最大1.0%のキャッシュバックが特徴です。還元が現金で口座に戻ってくるため、使い道を選ばないのが利点です。個人事業主でも持てるので、法人化前の事業者にも向いています。他行宛振込手数料は100円と安く、2025年12月からはApple Payにも対応しました。
1.0%キャッシュバック・最大9,999枚まで発行
楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)は、利用金額の1%がキャッシュバックされます。年会費は1枚1,100円かかりますが、1つの口座で最大9,999枚まで発行でき、カードごとに利用限度額を細かく設定できるため、従業員にカードを配って経費を管理したい会社に向いています。楽天銀行の法人ビジネス口座が必要で、口座の開設には書類の郵送があるため、1〜2週間ほどを見込んでおきましょう。
還元率で年間いくら変わる?シミュレーション
結論として、還元率2.0%と1.0%の差は、月10万円の利用で年間12,000円。経費の支払いをカードにまとめるほど、差は大きくなります。
会社の経費をデビットカードで払った場合に、1年間でどれだけ戻ってくるかを計算しました(カード1枚、年会費も差し引いた金額)。
| 月のカード利用額 | ラクスルバンク(2.0%) | GMOあおぞら(最大1.0%) | 楽天銀行(1.0%・年会費差引) |
|---|---|---|---|
| 月5万円 | 年12,000円 | 年6,000円 | 年4,900円 |
| 月10万円 | 年24,000円 | 年12,000円 | 年10,900円 |
| 月30万円 | 年72,000円 | 年36,000円 | 年34,900円 |
※通常の還元率で計算した目安です。GMOあおぞらネット銀行は最大の還元率で計算しています。ラクスルバンクの還元はラクスルで使うポイントです。
ポイントを使い切れるか、先に確かめよう
ラクスルポイントはラクスルで使うポイントなので、「1年でどれくらい印刷物などを発注するか」が大切です。たとえば月10万円の利用で貯まる年24,000ポイントは、名刺や封筒、チラシ、ショップカードなどを年に何度か作る会社なら、無理なく使い切れる金額です。設立したばかりで、これから名刺や会社案内をそろえる会社なら、なおさら相性がよくなります。
法人デビットカードの選び方5つ
数字の大きさだけでなく、現金で戻るのか、特定のサービスで使うポイントなのかを確認しましょう。使い道があるなら、還元率の高いカードが有利です。
年会費無料なら、利用額が少なくても損をしません。従業員に何枚も配るなら、1枚あたりの年会費と発行できる枚数も比べましょう。
デビットカードは口座とセットです。振込手数料や口座開設までの日数も一緒に比べると、あとで困りません。
法人向けだけのカードもあります。個人事業主の方は、対象かどうかを先に確認しましょう。
アプリで利用明細をすぐに見られるか、会計ソフトと連携できるかで、毎月の経理の手間が変わります。
法人クレジットカードとの上手な使い分け
結論として、「日々の経費はデビットカード、資金繰りに余裕がほしい大きな支払いはクレジットカード」という使い分けがおすすめです。
法人クレジットカードは支払いを先にのばせる一方で、設立1期目は審査に通りにくく、年会費がかかるものも多くあります。まずは年会費無料の法人デビットカードで経費の支払いを始め、決算を終えて実績ができてから法人クレジットカードを追加するという流れなら、無理なくカード払いを始められます。デビットカードの明細は、そのまま決算や融資のときの経費の記録としても役立ちます。
ネット広告、クラウドサービスやソフトの月額料金、出張の交通費・宿泊費、文房具や備品、名刺・チラシなどの印刷物
高額な機材の購入、仕入れなど、支払いを翌月以降にのばしたいもの。ETCカードが必要な場合
ラクスルバンクのデビットカードを作る流れ
結論として、デビットカードを作るには、まずラクスルバンクの法人口座を開設します。申込みはWebで完結し、条件を満たせば最短当日で口座が開設できます。
本記事は、各銀行が公表しているカードの条件と報道をもとに、編集部ができるだけ公平な視点で調査・作成しています(2026年10月14日時点の情報)。
よくある質問
まとめ|法人で印刷物を発注するなら、還元率2.0%のラクスルバンク
法人デビットカードは、設立直後でも持ちやすく、経費と私費を分けられる便利なカードです。
還元率で選ぶなら、年会費無料で2.0%のラクスルバンクが比較した中で最も高く、月10万円の利用なら年24,000円分のポイントが貯まります。名刺・チラシ・封筒など、ラクスルで発注するものがある会社なら、ポイントを無駄なく使えます。個人事業主の方や、現金で還元を受け取りたい方はGMOあおぞらネット銀行、従業員にたくさんのカードを配りたい会社は楽天銀行を選ぶとよいでしょう。
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