※募集件数の推移は運営会社の調査(2026年5月発表)にもとづきます。採点や売上の例は仮の数字で、収益を保証するものではありません。契約条件は資料と契約書で必ず確認してください。
この記事の結論
新しい商材は、「いま会っている顧客に、そのまま提案できるか」で選ぶのがいちばん早く売上になります。候補は代理店募集サイトで広く集め、採点シートで絞り、最後に独占契約や競業避止などの条件を詰める、という順番で進めましょう。
- 伸びている分野:AI・業務効率化(DX)と、MEO・SEO・集客など中小企業の業務支援
- 選び方:需要・顧客との相性・単価×成約率・本部のサポート・契約条件の5項目を、同じ物差しで点数化する
- 見落としやすい条項:競合商材を扱えなくなる競業避止、二次代理店の可否、報酬の支払いサイト
法人なら、法人限定で募集している案件も含めて選べます。今の顧客の業種を書き出してから、合う分野の案件を2〜3件取り寄せるのが近道です。
資料請求は無料・複数社まとめてOK
代理店ドットコムで、扱える商材の候補をまとめて集める
AI・IT、通信、エネルギー、美容、集客支援など多業種の代理店募集を、初期費用・営業スタイル・ビジネスモデルで絞り込めます。法人限定の案件もあるので、営業会社なら選べる幅がさらに広がります。資料を取り寄せたら、企業から届く確認の電話やメールに一度対応して、条件を詰めていきましょう。
※法人限定の案件は、個人・個人事業主は申し込めません。比べる前に「25点満点の採点シート」を用意しておくと、資料を見るのが速くなります。
30秒でわかる、あなたに合う商材の探し方
いちばん近い答えを選んでください。
いる → 「既存顧客に追加で売れる商材」を探す。Q2へ
いない(新規開拓が中心) → 新規でも話を聞いてもらいやすい「困りごとがはっきりした商材」を探す。Q2へ
急ぎ(今期の数字を作りたい) → 1件ごとの報酬がまとまるショット型を中心に
時間をかけて積み上げたい → 毎月報酬が入るストック型を中心に
まだほとんどない → まず代理店募集サイトで、分野を絞らず広く集める
いくつか候補がある → 採点シートで点数をつけて、2〜3社に絞って条件を詰める
目次
商材の5つの探し方を比べる
商材の探し方は大きく5つです。どれか1つではなく、「広く集める方法」と「深く詰める方法」を組み合わせるのが効率的です。
→ 横にスクロールできます
| 探し方 | 早さ | 候補の数 | 費用 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| ① 代理店募集サイト | ◎ | ◎ | 無料 | 分野を問わず候補を集め、資料をまとめて取り寄せて比べる |
| ② メーカーへ直接問い合わせ | △ | △ | 無料 | 扱いたい商品が決まっていて、報酬や独占の条件を交渉したいとき |
| ③ 展示会・商談会 | △ | ○ | 交通費・時間 | 実物やデモを見て、担当者と直接話したいとき |
| ④ 同業・知人からの紹介 | ○ | △ | 無料 | 実際に売れている商材の生の評判を聞けるとき |
| ⑤ SNS・ビジネスマッチング | ○ | ○ | 無料〜有料 | 新しい商品を出したばかりの会社と早めにつながりたいとき |
※一般的な特徴を編集部が整理しました。
SNSのDMで届く「代理店募集」には注意
SNSで知らない相手から届く「代理店になりませんか」というDMは、会社の実体や契約の中身が見えにくいものも少なくありません。⑤を使うときも、会社名・所在地・代表者を確かめ、公式サイトから問い合わせ直すのが安全です。運営会社が審査して掲載している募集サイトから候補を集めると、この手間を減らせます。
データで見る、いま伸びている商材の分野
代理店ドットコムは2026年5月、17年間で取り扱った約5,000件の代理店募集を集計した調査を発表しました。メーカー側が「代理店に売ってほしい」と考えている分野がわかります。
| 分野 | 調査でわかったこと |
|---|---|
| AI関連 | 2023年2件 → 2024年29件 → 2025年30件と、2年で15倍。AI営業ツール、AI業務効率化、AI教育プログラムなどに広がる |
| AI+業務効率化(DX) | 合計で2023年比16.3倍。2026年は1〜4月で33件 |
| MEO・SEO・集客など | 中小企業の業務支援系として成長カテゴリの上位に |
| IoT(モノのインターネット) | 2022年の8件がピークで、2025年は0件 |
| 2026年の新しい動き | 生成AIのリスキリング研修、AIとSNS活用を学べる研修など、AIとほかの分野をかけ合わせた提案が増加 |
※株式会社プライスレス「AI関連のビジネス募集が、わずか2年で15倍に拡大」(2026年5月13日)をもとに編集部が整理しました。
編集部の読み方:伸びている分野は「中小企業の人手不足の解決」
伸びているのは、少ない人数で事務・営業・集客を回したい中小企業向けの商材です。営業会社にとっては、すでに中小企業や店舗とつながりがあるなら、そのまま提案先になるということでもあります。逆に、機械や設備のように導入のハードルが高い分野は、代理店募集そのものが減っています。AI関連の商材の売り方は「AI商材の代理店で副業・独立する方法」でくわしくまとめています。
既存顧客に売れる商材の組み合わせ
新しい商材でいちばん早く売上を作れるのは、今の顧客に「ついでに」提案できるものです。新規開拓に比べて、信頼関係がすでにあるぶん成約までが短くなります。
→ 横にスクロールできます
| 今の顧客 | 相性のいい商材の例 | 提案のきっかけ |
|---|---|---|
| 飲食店・美容室などの店舗 | 集客支援(MEO・口コミ対策)、キャッシュレス決済・POSレジ、新電力、AIチャットボット | 「新規のお客様が減った」「電気代が上がった」 |
| 中小企業の総務・経営者 | AI業務効率化ツール、勤怠・経費などのクラウドサービス、通信費の見直し、AI研修 | 「事務が回らない」「人が採れない」 |
| BtoBの営業会社 | AI営業ツール、営業リスト・アポイント獲得の支援、名刺・顧客管理 | 「営業の人手が足りない」 |
| 士業・クリニック | 予約・問い合わせの自動化、AI業務効率化、地図検索・AI検索の対策 | 「電話対応で本業の時間が削られる」 |
| 不動産・住宅関連 | 新電力、太陽光・蓄電池、インターネット回線 | 「入居者・購入者へのサービスを増やしたい」 |
※編集部が作成した組み合わせの例です。実際に扱える商材は募集の状況によって変わります。
「1顧客に3商材」を目安に考える
同じ顧客に提案できる商材が3つあると、1つ目の提案で断られても、次の訪問で別の話ができます。たとえば店舗なら「集客支援」「決済」「電気代の見直し」のように、困りごとの種類が違う商材をそろえると、顧客との接点が増え、紹介も生まれやすくなります。似た商材を3つ並べるより、違う困りごとに効く3つを選びましょう。
ショット型とストック型の組み合わせ方
営業会社やフリーランスが安定した売上を作るには、今月の数字を作るショット型と、毎月積み上がるストック型を組み合わせるのが基本です。
| 時期 | ショット型の売上 | ストック型の売上 | 月の合計 |
|---|---|---|---|
| 1か月目 | 15万円 | 1.5万円 | 16.5万円 |
| 6か月目 | 15万円 | 9万円 | 24万円 |
| 12か月目 | 15万円 | 18万円 | 33万円 |
※「ショット型で毎月1件3万円を5件、ストック型で毎月5社を新しく獲得し、1社あたり月3,000円が続く(解約なし)」と仮定した編集部の計算例です。実際の報酬や継続率は商材によって違い、売上を保証するものではありません。
表の読み方:1年たつと、ストック型が売上の半分を超える
最初の数か月はショット型が売上の中心ですが、ストック型は解約されない限り毎月積み上がり、この例では1年でショット型を上回ります。ショット型だけだと毎月ゼロから数字を作り直すことになり、ストック型だけだと最初の数か月の売上が足りません。両方をそろえておくと、売上の波を小さくできます。ストック型を選ぶときは、報酬がいつまで続くかと、顧客の解約率を必ず確認しましょう。
25点満点の採点シート
資料を何社分も読むと、どれも良く見えてきます。5つの項目を1〜5点でつけて、合計点で比べると、感覚ではなく基準で選べます。
| 項目 | 5点の目安 | 1点の目安 | 商材A | 商材B |
|---|---|---|---|---|
| ① 需要 | 困りごとがはっきりしていて、何年も続きそう | 一時的な流行に乗っているだけ | 4 | 5 |
| ② 今の顧客との相性 | 今の顧客の多くにそのまま提案できる | ゼロから新しい顧客を探す必要がある | 5 | 2 |
| ③ 単価×成約率 | 報酬と成約率の目安から、時間あたりの売上が高い | 成約率の目安を答えてもらえない | 3 | 4 |
| ④ 本部のサポート | 研修・資料・商談同行・導入後の対応がそろっている | 「サポートあり」としか書いていない | 4 | 3 |
| ⑤ 契約条件 | 初期費用が小さく、競業避止やノルマがない | 初期費用が大きく、ほかの商材を扱えなくなる | 4 | 2 |
| 合計(25点満点) | 20点以上なら有力候補、15点未満は見送りが目安 | 20 | 16 | |
※編集部が作成した採点シートです。商材A・Bは説明用の架空の例です。
「需要が強い」だけで選ばない
上の例では、商材Bのほうが需要は強いものの、今の顧客との相性が低く、契約条件も厳しいため、合計では商材Aが上回ります。営業会社やフリーランスにとって、いちばん効くのは②の「今の顧客との相性」です。注目されている商材でも、自分の顧客に売れなければ売上にはなりません。採点の根拠が資料に書いていなければ、資料請求のあとに届く確認の連絡で質問して埋めましょう。
契約で見落としやすい6つの条項
複数の商材を扱う営業会社やフリーランスほど、「ほかの商材とどう両立するか」に関わる条項を見落とすと、あとで身動きが取れなくなります。
| 条項 | 見るところ |
|---|---|
| 1.競業避止 | 同じ分野の他社の商材を扱えなくなる条項がないか。契約が終わったあとも続くか |
| 2.独占・エリア | その地域や業種で、自分だけが売れる権利があるか。独占の条件として、ノルマが付いていないか |
| 3.二次代理店 | 自社の下にさらに代理店(パートナー)をつくって売ってもらえるか。その場合の報酬の分け方 |
| 4.報酬の支払いサイト | 成約から入金までの期間。顧客の入金後なのか、締め日から何日後なのか |
| 5.顧客情報の扱い | 紹介した顧客の情報を本部がどう使うか。契約終了後に、本部が直接その顧客に営業してこないか |
| 6.契約期間と解約 | 最低契約期間、解約の申し出の期限、解約後もストック型の報酬が続くか |
※編集部が作成したチェック項目です。契約書の判断に迷うときは、弁護士などの専門家に確認してください。
個人の顧客に売るときのルールも確認
家庭など個人のお客様に、訪問や電話で商品を売る場合は、特定商取引法の訪問販売・電話勧誘販売のルール(契約書面の交付やクーリング・オフなど)がかかります。また、実際よりも良く見せる説明は景品表示法で問題になるおそれがあります。営業代行として売る場合は、本部と自社のどちらがどこまで責任を持つのかも、契約で確認しておきましょう。電気のように、業界ごとの法律で説明のルールが決まっている商材もあります(「電気(新電力)の代理店になるには」参照)。
商材の中身を見極めるチェックシートも
需要・顧客層・費用回収・報酬タイプ・作業量・サポート・契約条件の7項目で、資料を横並びにして担当者に聞く質問の例をまとめています。採点シートとあわせて使えます。
商材探しから契約までの5ステップ
※編集部がおすすめする進め方です。
よくある質問
本記事は、株式会社プライスレスの調査「AI関連のビジネス募集が、わずか2年で15倍に拡大」(2026年5月13日)、代理店ドットコムの公開情報、特定商取引法・景品表示法に関する一般的なルールをもとに、編集部が2026年11月4日時点の情報で作成しています。探し方の比較・組み合わせの例・採点シート・売上の計算は編集部が作成したもので、売上を保証するものではありません。
まとめ:「今の顧客に売れるか」から逆算して選ぶ
営業会社やフリーランスの商材探しは、注目されている分野を追いかけるより、今の顧客の困りごとから逆算するほうが早く売上になります。いまはAI・DX・集客支援など、中小企業の人手不足を解決する商材の代理店募集が増えています。
顧客を業種ごとに書き出し、代理店募集サイトで候補を集め、25点満点の採点シートで2社に絞ってから、競業避止や独占などの条件を詰めること。ショット型とストック型を組み合わせて、売上の波が小さい商材のラインナップをつくりましょう。
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※募集件数は運営会社の調査(2026年5月発表)によるもので、その後の件数は変わっています。案件の内容・報酬・契約条件は企業によって異なり、変更される場合があります。契約前には必ず資料と契約書で最新の条件を確認してください。

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