妊娠・出産
NIPTの施設選び

※本記事は制度と検査の一般的な情報の整理で、特定の施設をすすめたり否定したりするものではありません。条件や料金は施設ごとに異なり、変わることがあります。受けるかどうかは、医師や遺伝カウンセラーに相談のうえご判断ください。

どこで受けるかで迷っている方へ

NIPTの認証施設と認証外施設の違いと選び方|
検査の範囲・時期・費用・サポートを同じ表で比較

NIPTを受けられる場所には、日本医学会の制度で認証された「認証施設」と、その制度の外で検査を行う「認証外施設」があります。どちらが正しい、という話ではありません。調べられる範囲、受けられる時期、相談の仕組み、費用が違うので、自分たちが何を大切にしたいかで選ぶものです。この記事では、両者の違いを同じ表で比べ、選ぶときに確かめたいことを整理しました。

いちばん大きな3つの違い

認証施設
認証外施設(例)
3つのトリソミーのみ
性染色体・全染色体・微小欠失も選べる
妊娠10週ごろから
妊娠6週から受けられるところも
対面のカウンセリングが前提
手続きが簡単。相談の手厚さは施設しだい

※一般的な傾向を編集部が整理したものです。施設によって異なります。

この記事の結論

認証施設は「調べる範囲を絞り、対面の遺伝カウンセリングと地域の医療が一体で支える」仕組み、認証外施設は「受けられる時期や範囲の選択肢が広く、手続きが簡単」な仕組みです。どちらを選ぶかは、何を大切にしたいかで決まります。

  • 認証施設が合う人:3つのトリソミーがわかれば十分/対面でじっくり相談したい/出産予定の病院と一体のサポートを受けたい/費用を抑えたい
  • 認証外施設が合う人:妊娠の早い時期に受けたい/近くの認証施設の予約が取れない・条件が合わない/3つのトリソミー以外も知りたい
  • 認証外を選ぶなら:遺伝カウンセラーへの相談、陽性時の確定検査のサポート、料金の内訳の3つを必ず確かめる

どちらを選んでも、受ける前に相談できる人がいて、陽性だったときに次の一歩まで支えてもらえるかが、いちばん大切なポイントです。

認証外施設を検討している方へ

相談と陽性時のサポートがそろったクリニックで

平石こどもクリニックは、認定遺伝カウンセラーが在籍し、検査の前も後も無料で電話相談できます。陽性だった場合の羊水検査などの確定検査の費用を全額負担し、妊娠6週から、全国約100の提携院で受けられます。

※予約から来院まで、同じスマホ・同じブラウザで続けて手続きするとスムーズです。採血の前ならキャンセルは無料です。

平石こどもクリニック

30秒でわかる、あなたに合う施設

上から順に考えてみてください。

Q1.いま妊娠何週ですか?

6〜9週で、早く受けたい → 早期NIPTを行う認証外のクリニックが選択肢になります
10週以降 → Q2へ

Q2.調べたい範囲は?

3つのトリソミーがわかれば十分 → Q3へ
性染色体やほかの染色体も知りたい → 認証外施設が選択肢に。範囲を広げる意味を、相談してから決めましょう

Q3.近くの認証施設で、条件に合う日に予約できますか?

できる → 認証施設が合っています。かかりつけの産婦人科に相談しましょう
できない・待ちが長い → 相談と陽性時のサポートがそろった認証外のクリニックも検討を。「選ぶときの7つのポイント」へ

このページで分かること

  • 認証制度ができた理由と、仕組み
  • 認証施設と認証外施設の違い(10項目の比較表)
  • 費用は「総額」でどう違うか
  • 認証施設が合う人・認証外施設が合う人
  • 認証外のクリニックを選ぶときの7つのポイント
  • 認証施設の探し方と、かかりつけ医との連携

NIPTの認証制度とは

NIPTの認証制度は、妊婦さんが十分な説明と支えを受けたうえで検査を受けられるようにするために、国の専門委員会の報告をもとに日本医学会の下につくられた仕組みです。

時期 できごと
2013年 日本でNIPTが始まる。当初は臨床研究として、学会が認めた施設だけで実施
その後 学会の枠組みの外でNIPTを行うクリニックが増え、十分な遺伝カウンセリングを受けないまま検査を受ける妊婦さんが増えていると指摘される
2022年7月 日本医学会の「出生前検査認証制度等運営委員会」による施設の認証が始まる(9月には連携施設も認証)
2024年度 認証施設は全国562施設(基幹施設178、連携施設384)に

※表は横にスクロールできます。出生前検査認証制度等運営委員会の公開資料・実施状況報告、医療機関の公開資料をもとに編集部が整理しました。

認証施設がしていること

検査の前に遺伝カウンセリングを行い、検査は13・18・21番の3つのトリソミーに限っています。陽性だった場合の確定検査や、生まれてからの医療・福祉の相談まで、地域の医療機関や小児科医と連携して支える体制をとっています。

認証外施設とは

この認証制度の外で、独自の基準でNIPTを行っている医療機関です。認証制度は、法律で検査を許可する仕組みではなく、指針にもとづいて施設を認証する制度です。認証外施設の中には、早い時期の検査や広い範囲の検査を行うところ、遺伝カウンセラーを置いて相談体制を整えているところなど、さまざまな施設があります。

認証施設と認証外施設の違い(比較表)

同じ「NIPT」でも、仕組みはかなり違います。10の項目で並べると、自分たちにとって大事なところがどちらにあるかが見えてきます。

項目 認証施設(一般的な例) 認証外施設(一般的な例)
1.調べる範囲 13・18・21トリソミーのみ 3つのトリソミーに加え、性染色体、全染色体、微小欠失などを選べることが多い
2.受けられる時期 妊娠10週ごろから15週ごろまで(例:10週0日〜15週6日) 10週ごろからが多いが、6週から受けられるところも
3.受けられる人 カウンセリングを受けたうえで希望する人。高年妊娠などの条件や、紹介状を求める施設もある 年齢制限なし・紹介状不要のところが多い
4.検査前の相談 対面の遺伝カウンセリングが前提。パートナーの同伴を求める施設も 施設によって大きく違う。電話相談のみ、カウンセラー在籍、説明が簡単など
5.来院の回数 カウンセリング・採血・結果説明で複数回になることが多い 採血の1回だけのところが多い
6.結果までの日数 1〜2週間ほど 数日〜1週間ほどのところが多い
7.結果の伝え方 対面で医師やカウンセラーが説明 郵送・メール・オンラインなど。施設によって違う
8.費用(検査) おおむね10万〜20万円台+カウンセリング料 10万円台〜30万円前後。範囲を広げるほど高くなる
9.陽性のとき 同じ施設や基幹施設で確定検査とその後の相談を受けやすい 確定検査の費用負担や連携先は施設しだい。全額負担するところもある
10.生まれてからの相談 小児科医などと連携した相談体制がある 施設によって違う

※表は横にスクロールできます。医療機関の公開資料や各クリニックの案内をもとに、一般的な傾向を編集部が整理したものです。個々の施設の条件は必ず直接確かめてください。

認証施設が3つのトリソミーに絞っている理由

3つのトリソミー以外の染色体や微小欠失は、もともとの頻度が低く、陽性と出ても実際には病気がない割合が高くなりやすいことや、検査としての意味の評価がまだ十分でないことが、国の専門委員会などで指摘されています。認証外施設でこれらを選ぶ場合は、この点を理解し、相談したうえで決めることが大切です。

認証外施設が選ばれている理由

近くの認証施設の予約が取りにくい、条件が合わない、早い時期に受けたい、来院の回数を減らしたい、といった理由で、認証外施設を選ぶ方も多くいます。大切なのは、認証外であっても、相談できる人と陽性時の支えがそろっている施設を選ぶことです。

費用は「総額」で比べる

NIPTの費用は、検査料だけで比べると判断を誤りやすくなります。カウンセリング料、通院の回数、陽性だったときの確定検査まで含めた「総額」で比べましょう。

かかるお金 認証施設の例 平石こどもクリニックの場合
NIPTの検査料 約15万〜20万円(3つのトリソミー) 198,000円(3つのトリソミー+性染色体)〜297,000円
カウンセリング料 数千円〜1万円前後(検査前・結果説明) 電話相談は無料
通院 複数回の通院・初診料など 採血の1回
判定保留のときの再検査 施設によって違う 早期に受けた場合は9週以降にもう一度、追加費用なし
陽性のときの確定検査 別途かかることが多い(10万円以上になることも) 全額負担

※表は横にスクロールできます。認証施設の例は、公開されている複数の医療機関の料金(約15万〜20万円、カウンセリング料など)をもとにした目安で、施設によって大きく異なります。平石こどもクリニックの料金は2026年10月時点の税込価格です。

安さだけで選ばない

検査料だけを見ると、認証施設のほうが安いことが多くあります。一方、陽性だった場合の確定検査まで含めると、差が縮まったり逆転したりすることもあります。また、安さだけで認証外施設を選ぶと、相談や陽性時の支えが十分でないこともあります。「総額」と「支えの手厚さ」の両方で比べましょう。

認証外を選ぶなら、相談と確定検査まで支えてくれるところで

平石こどもクリニックは、認定遺伝カウンセラーへの電話相談が検査の前も後も無料で、陽性時の確定検査の費用を全額負担しています。表示している検査料以外の費用はかからず、10回払いまで金利・手数料もかかりません。

WEBで予約・相談する(24時間受付)

※料金・条件は変わることがあります。最新の内容は予約のときにご確認ください。

それぞれが合う人

認証施設が合う人

  • 3つのトリソミーがわかれば十分
  • 検査の前に、対面でじっくりカウンセリングを受けたい
  • 出産予定の病院や地域の医療と一体のサポートを受けたい
  • 生まれてからの医療や福祉のことも、小児科医に相談したい
  • 検査料をできるだけ抑えたい

認証外施設が合う人

  • 妊娠の早い時期(6〜9週)に受けたい
  • 近くの認証施設の予約が取れない、条件が合わない
  • 性染色体など、3つのトリソミー以外も知りたい
  • 仕事や家庭の事情で、来院を1回にしたい
  • 結果を早く知りたい

認証外のクリニックを選ぶときの7つのポイント

認証外施設は、施設ごとの差が大きいのが特徴です。申し込む前に、次の7つを確かめましょう。答えがあいまいな施設は、慎重に考えたほうが安心です。

確かめること なぜ大事か 平石こどもクリニック
1.遺伝カウンセラーや専門家に相談できるか 検査の意味や結果の受け止め方を、一緒に考えてくれる人がいるか 認定遺伝カウンセラーに前後とも無料で電話相談
2.陽性のときの確定検査の費用と受け先 確定検査は10万円以上かかることもあり、受け先がないと困る 費用を全額負担。連携産婦人科か希望の医療機関で
3.結果をどう伝えるか、説明はあるか 結果の数字だけ渡されても、意味がわからないことがある 結果のあとも電話で相談できる
4.判定保留のときの対応と費用 再検査に追加費用がかかると、総額が変わる 早期に受けた場合は9週以降にもう一度、追加費用なし
5.料金の内訳がはっきりしているか 会費やマイページ作成費など、検査料以外の費用がないか 表示の検査料以外はかからないと案内
6.どの検査機関・検査法で調べるか 検査の質を判断する手がかりになる イルミナ社のシーケンサーによる全ゲノムシーケンシングを採用と案内
7.運営する医療機関と医師がわかるか 問い合わせ先や責任の所在がはっきりしているか 恵比寿に本院。院長は平石貴久医師

※表は横にスクロールできます。チェック項目は編集部が作成したもので、平石こどもクリニックの欄は2026年10月時点の案内をもとにしています。

平石クリニック

認証施設の探し方と、かかりつけ医との連携

認証施設を探すなら
出生前検査認証制度等運営委員会のサイト「一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査」で、認証施設の一覧を確認できます。予約の方法や受け付けの週数は施設ごとに違うので、早めに問い合わせましょう。かかりつけの産婦人科から紹介してもらう方法もあります。
どちらを選んでも、かかりつけ医に伝えておく
認証施設でも認証外施設でも、NIPTを受けることと、その結果は、妊婦健診を受けているかかりつけの産婦人科に伝えておきましょう。陽性や判定保留のとき、妊婦健診と合わせて相談しやすくなります。
迷ったら、相談から始める
受けるかどうか、どこで受けるかを決めきれないときは、無理に申し込む必要はありません。かかりつけ医や、相談体制のある施設のカウンセラーに話を聞いてから決めましょう。受けない選択をする方もたくさんいます。

施設を選んだ人の声

NIPTを受けた方が、どんな理由で施設を選んだかを、Googleの口コミや、NIPTの体験談をまとめたサイト、SNSから編集部で調査し、傾向を要約しました。

認証施設を選んだ理由として多い声

  • 出産する病院で受けられて、陽性のときも同じ病院で相談できると思った
  • 対面でのカウンセリングで、夫婦で納得してから受けられた
  • 3つのトリソミーがわかれば十分だと考えた

認証外施設を選んだ理由として多い声

  • 通っていた病院では年齢の条件で受けられなかった
  • 近くの認証施設の予約が先まで埋まっていた
  • 早い時期に受けて、不安な時間を短くしたかった
  • 電話でカウンセラーに相談でき、陽性時の確定検査の費用も見てもらえるので選んだ

引用元:Googleの口コミ/NIPTの体験談サイト/Instagram・Xの投稿 ※編集部が調査・要約したもので、個別の投稿を転載したものではありません。

編集部コメント

どちらを選んだ方も、満足している声に共通していたのは「受ける前に相談でき、納得して選べた」ことでした。認証か認証外かという区分よりも、自分たちの状況に合っていて、相談と陽性時の支えがそろっているかで選ぶことが、後悔しない施設選びにつながると考えています。

施設を決める前のチェックリスト

  • 受けたい週数と、知りたい範囲を決めた
  • 近くの認証施設の条件と予約の状況を確かめた
  • NIPTは確定検査ではなく、陽性なら確定検査が必要だと理解した
  • 検査料だけでなく、陽性時の確定検査まで含めた総額で比べた
  • 認証外なら、7つのポイントを確かめた
  • 受けることをかかりつけ医に伝える準備をした

よくある質問

Q. 認証施設と認証外施設の違いは何ですか?
A. 認証施設は、日本医学会の出生前検査認証制度等運営委員会が認証した施設で、検査前の遺伝カウンセリングを行い、検査を3つのトリソミーに限り、地域の医療と連携して支える仕組みです。認証外施設は、この制度の外で独自の基準で検査を行う施設で、受けられる時期や範囲の選択肢が広い一方、相談体制は施設によって差があります。

Q. 認証外施設を選ぶときは、何を確かめればいいですか?
A. 認証制度は、法律で検査を許可する仕組みではなく、指針にもとづいて施設を認証する制度です。認証外施設で受けることを選ぶ方も多くいます。選ぶ場合は、遺伝カウンセラーなどへの相談、陽性時の確定検査のサポート、料金の内訳などを確かめ、納得したうえで決めましょう。

Q. 認証施設には年齢制限がありますか?
A. 施設によって異なります。以前は高年妊娠などの条件が中心でしたが、現在は遺伝カウンセリングを受けたうえで不安が解消されない方なども対象にしている施設があります。紹介状や、パートナーとの来院を求める施設もあるため、直接確かめましょう。

Q. 費用はどちらが安いですか?
A. 検査料だけなら、認証施設のほうが安いことが多くあります。ただし、カウンセリング料や通院の回数、陽性だったときの確定検査の費用まで含めると、差が縮まることもあります。総額と、相談や支えの手厚さの両方で比べましょう。

Q. 認証施設はどうやって探せばいいですか?
A. 出生前検査認証制度等運営委員会のサイト「一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査」で、認証施設の一覧を確認できます。かかりつけの産婦人科に相談して紹介してもらう方法もあります。

Q. 認証外施設で受けたら、かかりつけ医に伝えるべきですか?
A. 伝えておくのがおすすめです。陽性や判定保留のとき、妊婦健診と合わせて相談しやすくなります。

この記事について
本記事は、日本医学会 出生前検査認証制度等運営委員会の公開資料と「令和6年度(2024年度)実施状況報告」、こども家庭審議会のNIPT等の出生前検査に関する専門委員会の資料、認証施設を含む医療機関が公開している説明資料と料金、平石こどもクリニックの案内、Googleの口コミ・NIPTの体験談サイト・SNSに寄せられた声をもとに、編集部が2026年10月12日時点の情報で作成しています。特定の施設をすすめたり否定したりするものではなく、医療上の判断を行うものでもありません。

まとめ:区分よりも、「合っているか」と「支えがあるか」で選ぶ

NIPTの認証施設は、検査を3つのトリソミーに絞り、対面の遺伝カウンセリングと地域の医療が一体で支える仕組みです。認証外施設は、受けられる時期や範囲の選択肢が広く、手続きが簡単な一方、相談の手厚さは施設によって差があります。

3つのトリソミーで十分で、対面の相談と出産予定の病院とのつながりを重視するなら認証施設、早い時期に受けたい・近くで条件が合わないなら認証外施設が選択肢になります。費用は、陽性時の確定検査まで含めた総額で比べましょう。

認証外を選ぶなら、相談できる人、陽性時の確定検査のサポート、料金の内訳の3つがそろった施設を。どちらを選んでも、かかりつけ医に伝え、納得してから受けることが大切です。

カウンセラー在籍・確定検査の費用は全額負担

まずは相談から。予約はWEBで24時間受け付けています

平石こどもクリニックは、妊娠6週から、年齢制限・紹介状なしで、全国約100の提携院で受けられます。予約は60秒ほどで会員登録は不要、採血の前ならキャンセルも無料です。

予約のあとにやること
検査日の候補の電話で、週数と気になることを伝える → 必要ならカウンセラーに相談してプランを決める → かかりつけ医に受けることを伝え、採血の日に来院する

平石こどもクリニックに予約・相談する

※料金・条件は変わることがあります。受けるかどうかは、相談のうえでご判断ください。

平石こどもクリニック

※本記事は医療上の判断を行うものではなく、特定の施設をすすめたり否定したりするものでもありません。認証施設・認証外施設の内容は一般的な傾向で、個々の施設の条件・料金・サポートは施設ごとに異なり、変更される場合があります。検査を受けるかどうか、どこで受けるかは、医師や遺伝カウンセラーに相談のうえでご判断ください。