引越しの初期費用
更新日:2026-10-10
初期費用の金額は物件ごとに大きく異なります。分割払い・リボ払いの手数料は年15%、カードローンは年18%と仮定した編集部の試算で、実際の手数料率や計算方法はカード会社・契約によって異なります。
実際の金額は、不動産会社の見積もりとカード会社の案内でご確認ください。
この記事の結論
初期費用が足りないときは、①総額を減らす → ②不動産会社のカード払いが使えるか確かめる → ③使えなければ家賃カード払い代行で払う → ④分割するなら回数はできるだけ短く、の順で考えるのが、いちばん損をしない進め方です。
- 礼金・仲介手数料・日割り家賃・オプション費用は、交渉や選び方で減らせることがある
- カード払いに対応していない不動産会社でも、家賃カード払い代行(クレカリ賃貸の一度払い、手数料4.6%)を使えば、手持ちのカードで払える
- 分割すると、回数が増えるほど上乗せが増える。35万円なら、1回払いと12回払いで約3万円の差
分割は「便利な選択肢」ですが、引越し後の家賃と分割の返済を、毎月の収入で払い続けられるかを先に計算しておくことが大切です。
カード払いに対応していない不動産会社でも
初期費用を手持ちのカードで払い、カード会社の分割に切り替える
クレカリ賃貸の「一度払い」を使うと、カードで払った初期費用が、あなたの名前で不動産会社の口座へ振り込まれます。手数料は利用額の4.6%、振込は申し込みから3営業日後です。先にこの記事で、総額を減らす方法と分割の手数料を確かめてから使いましょう。
※登録からカード情報の入力・本人認証まで、同じスマホ・同じブラウザで続けて手続きしてください。使えるカードはVISA・Mastercardのみです。
30秒でわかる、あなたが読むべきところ
上から順に答えてください。
出ている → Q2へ
まだ物件を探している → 先に「総額を減らす5つのポイント」で、初期費用の少ない物件の選び方を確認しましょう
対応している → まずはその方法で。手数料の有無を確かめましょう
対応していない・わからない → 「カードで払う2つの方法」へ
1回で返せる → 上乗せは手数料だけで済みます
分割したい → 「回数別の手数料の比較」で、無理のない回数を決めましょう
このページで分かること
- 家賃7万円で約35万円になる、初期費用の内訳
- 払う前に総額を減らす5つのポイント
- 初期費用をカードで払う2つの方法と、その違い
- 1回払い・分割・リボ・カードローンの手数料の比較
- カードの利用枠と、契約金の入金期限に間に合わせる段取り
目次
初期費用はいくら?内訳の目安
賃貸の初期費用は、いくつもの費用の合計です。家賃7万円の部屋で、よくある条件を積み上げると約35万円になります。
| 項目 | 目安 | 家賃7万円の例 |
|---|---|---|
| 敷金 | 家賃0〜2か月分(退去時に原状回復費を差し引いて返る) | 70,000円 |
| 礼金 | 家賃0〜2か月分(返ってこない) | 70,000円 |
| 仲介手数料 | 上限は家賃1か月分+消費税 | 77,000円 |
| 前家賃(日割り+翌月分) | 入居日しだいで1〜2か月分 | 70,000円 |
| 保証会社の初回保証料 | 家賃の0.5〜1か月分程度 | 35,000円 |
| 火災保険料 | 2年で1.5万〜2万円程度 | 20,000円 |
| 鍵の交換費用 | 1万〜2万円程度 | 15,000円 |
| 合計 | 家賃の5か月分前後 | 357,000円 |
※表は横にスクロールできます。一般的な条件を編集部が積み上げた例で、実際の金額は物件・地域・不動産会社によって大きく異なります。消毒費やサポート費などのオプションがかかる場合もあります。このほか、引越し代や家具・家電の購入費が別にかかります。
上京の場合の費用や、引越し全体の予算をくわしく知りたい方へ
払う前に、総額を減らす5つのポイント
カードで払っても分割しても、払う総額は減りません。むしろ手数料のぶん増えます。払い方を考える前に、総額を減らせないかを先に確かめるのが、いちばん効果の大きい対策です。
住まいの賃貸の仲介手数料は、借主の承諾がなければ、借主から受け取れるのは家賃の0.5か月分(+消費税)までというルールがあります。「1か月分」と書かれた書類に承諾していないなら、確かめる価値があります。家賃7万円なら、約3.8万円の差です。
礼金は大家さんへのお礼で、返ってこないお金です。空室が長い物件や、引越しの少ない時期(5〜8月ごろ)は、礼金を下げてもらえることがあります。入居を決める前に、ていねいに相談してみましょう。
月の後半に入居すると、日割り家賃と翌月分の家賃をまとめて払うことになり、前家賃が増えます。入居日の調整や、一定期間の家賃が無料になる「フリーレント」付きの物件も選択肢です。
室内の消毒費、24時間サポート、消火器代などのオプションは、必須ではないこともあります。見積もりに入っていたら「これは必須ですか」と確かめましょう。
敷金・礼金なしの物件や、家具・家電付きで初期費用を抑えた物件なら、そもそもの総額が大きく下がります。ただし、月々の家賃が高めだったり、短期で退去すると違約金がかかったりすることもあるので、2年間の総額で比べましょう。
※仲介手数料のルールは、居住用の建物の賃貸借の場合です。交渉に応じてもらえるかは物件や不動産会社によって異なります。
初期費用の少ない物件を探したい方へ
初期費用をカードで払う2つの方法
初期費用をカードで払う方法は、大きく2つです。まず不動産会社が対応しているかを確かめ、対応していなければ代行サービスを使う、という順番で考えましょう。
| 比べるところ | ①不動産会社のカード払い | ②家賃カード払い代行(クレカリ賃貸の一度払い) |
|---|---|---|
| 使える条件 | 不動産会社がカード払いに対応していること | 振込で払える初期費用なら、不動産会社の対応は不要 |
| 手数料 | 無料のことが多いが、決済手数料を借主に求める会社もある | 利用額の4.6% |
| 対象になる費用 | 会社によっては、仲介手数料だけ・家賃部分だけなど一部に限られる | 振込先が指定されている費用をまとめて払える(1回3万円〜200万円) |
| 使えるカード | 会社による | VISA・Mastercard(JCB・アメックスは不可) |
| 振込のタイミング | その場で決済 | 申し込みから3営業日後に、あなたの名前で振り込まれる |
※表は横にスクロールできます。不動産会社のカード払いは一般的な傾向で、会社によって異なります。家賃カード払い代行の内容は2026年10月時点の情報です。
不動産会社がカード払いに対応しているなら、まずそちらを
不動産会社のカード払いは、手数料がかからないことが多く、使えるならいちばん安く済みます。見積もりをもらう段階で「初期費用はカードで払えますか」「手数料はかかりますか」「どの費用が対象ですか」の3つを聞いておきましょう。
対応していないなら、代行サービスで「振込」をカードに変える
不動産会社が振込しか受け付けていない場合でも、クレカリ賃貸の一度払いを使えば、カードで払ったお金があなたの名前で振り込まれます。不動産会社に手続きをお願いする必要はありません。カードで払ったあとは、カード会社の分割払いやリボ払いへの切り替えサービスを使えば、分けて返すこともできます。
回数別の手数料を比較
初期費用35万円を、カード払い非対応の物件で払う場合を例に、払い方ごとの上乗せを同じ物差しで計算しました。回数が増えるほど、毎月の負担は軽くなりますが、上乗せの合計は増えていきます。
| 払い方 | 毎月の返済 | 上乗せの合計 | 返し終わるまで |
|---|---|---|---|
| 現金で一括 | — | 0円 | — |
| 代行サービス+カード1回払い | 366,100円(1回) | 16,100円 | 翌月〜翌々月 |
| 代行サービス+カード3回払い | 約125,100円 | 約25,300円 | 3か月 |
| 代行サービス+カード6回払い | 約63,700円 | 約32,300円 | 6か月 |
| 代行サービス+カード12回払い | 約33,000円 | 約46,500円 | 12か月 |
| 代行サービス+リボ払い(月3万円) | 30,000円 | 約49,800円 | 14か月 |
| カードローンで借りて12回で返す | 約32,100円 | 約35,100円 | 12か月 |
※表は横にスクロールできます。初期費用350,000円の編集部の試算です。代行サービスは一度払いの手数料4.6%(16,100円)をカードで払う金額に含め、分割・リボは年15%、カードローンは年18%で、毎月の返済額が同じになる方式で計算しました。実際の手数料率・計算方法・返済方式は、カード会社や契約によって異なります。
分けるなら、3〜6回が目安
1回払いと12回払いの差は、約3万円です。毎月の負担を少し軽くしたいだけなら、3〜6回にとどめると上乗せを抑えられます。引越し後に入る給料やボーナスで、早めに返し切る計画を立てておきましょう。
リボ払いは、返し終わる日を必ず確かめる
リボ払いは毎月の返済額が一定で楽に見えますが、上乗せの合計がいちばん大きくなりやすい払い方です。リボにする場合は、カード会社のアプリで「いつ返し終わるか」「上乗せの合計はいくらか」を確かめ、繰り上げて返せるときは早めに返しましょう。
分割を決める前に、引越し後の毎月の支出を計算する
引越し後は、新しい家賃に加えて、分割の返済も毎月かかります。家賃7万円+6回払いの返済約6.4万円なら、半年間は住まいのために毎月13万円以上が必要です。手取りの収入から、家賃と分割の返済を引いても生活できるかを、先に書き出しておきましょう。足りなければ、回数を増やすより、家賃や初期費用の安い物件を選び直すほうが安全です。
入金期限に間に合わせる段取り
初期費用(契約金)は、入居審査に通ってから数日〜1週間ほどで支払う期限が来ることが多いです。代行サービスは振込まで3営業日かかるので、審査の結果を待つ間に準備を進めておくのがコツです。
不動産会社がカード払いに対応しているか、契約金の振込先と入金期限はいつかを確かめます。
初期費用+手数料4.6%の金額が、カードの空き枠に収まっている必要があります。足りない場合は、カード会社に一時的な増枠を相談できることがあります。代行サービスの登録も、このタイミングで済ませておきます。
請求書の振込先と金額を登録し、カード会社の本人認証まで済ませます。3営業日後に、あなたの名前で振り込まれます。
カード会社のアプリやサイトで、あとから分割払いやリボ払いに変更できるかを確かめ、無理のない回数に設定します。
入金期限が近いときは、先に不動産会社へ伝えておく
入金期限までに3営業日を確保できない場合は、「カード払いの代行サービスを使うので、○日の入金になります」と不動産会社に先に伝えておきましょう。黙って期限を過ぎると、契約そのものが取り消されるおそれがあります。毎月の家賃が振込払いなら、入居後は「家賃自動払い」に切り替えて、毎月の家賃もカードで払えます。
初期費用をカードで払った人の声
引越しの初期費用を、家賃カード払いの代行サービス(クレカリ賃貸)や不動産会社のカード払いで払った人の声を、X(旧Twitter)や利用体験ブログ、賃貸情報サイトから編集部で調査し、傾向を要約しました。
良かったという声
- 振込しか受け付けていない不動産会社でも、カードで払えて引越しできた
- 一度払いのあとにカード会社の分割に切り替えて、無理なく返せた
- 急な転勤で現金が足りなかったが、気に入った部屋を逃さずに済んだ
- 初期費用と家賃を同じカードにまとめて、引越しの出費を管理しやすくなった
気になったという声
- 手数料4.6%は、金額が大きいとそれなりの額になる
- カードの利用枠が足りず、増枠の手続きが必要だった
- アメックスやJCBのカードでは払えなかった
- リボにしたら、思ったより返し終わるまでが長かった
引用元:X(旧Twitter)の投稿/個人の利用体験ブログ/賃貸情報サイト ※編集部が調査・要約したもので、個別の投稿を転載したものではありません。
編集部コメント
良かったという声は、「現金が足りなくても、タイミングを逃さずに引越せた」ことに集まっていました。気になる声は、手数料、利用枠、使えるカード、リボの長期化で、どれも事前に計算と確認をしておけば防げるものです。総額を先に減らし、カードで払うなら回数を短く。この2つを守れば、初期費用のカード払いは、引越しを助けてくれる心強い手段になると考えています。
初期費用をカードで払うメリットと注意点
メリット
- 現金が足りなくても、気に入った部屋を逃さずに契約できる
- 代行サービスを使えば、カード払い非対応の不動産会社でも払える
- カード会社の分割に切り替えれば、毎月の負担を分けられる
- まとまった出費が、カードの明細で管理しやすくなる
注意点
- 代行サービスの手数料(4.6%)や、分割・リボの手数料がかかる
- 初期費用+手数料ぶんのカードの空き枠が必要
- 代行サービスは振込まで3営業日かかる
- 引越し後は、家賃と分割の返済が毎月重なる
初期費用をカードで払うのが向いている人・向かない人
向いている人
- 引越し後の給料やボーナスで、数か月以内に返せる見通しがある
- 急な転勤・進学・就職で、まとまった現金を用意する時間がない
- 不動産会社が振込しか受け付けていないが、カードで払いたい
- VISAかMastercardのカードに、初期費用ぶんの空き枠がある
向かない人
- 引越し後の家賃と分割の返済を、毎月の収入で払える見通しがない
- すでにリボやカードローンの返済が多い
- 初期費用を減らす交渉や、物件の選び直しをまだしていない
初期費用をカードで払う前のチェックリスト
- 仲介手数料・礼金・入居日・オプション費用を確かめ、総額を減らせないか相談した
- 不動産会社がカード払いに対応しているか、手数料はかかるかを聞いた
- 契約金の振込先と入金期限を確認した
- 初期費用+手数料ぶんのカードの空き枠がある(足りなければ増枠を相談した)
- 分割するなら回数を決め、上乗せの合計を計算した
- 引越し後の家賃と分割の返済を、毎月の収入で払えることを確かめた
よくある質問
本記事は、賃貸の初期費用の一般的な内訳、宅地建物取引業の報酬に関するルール(居住用の賃貸の仲介手数料)、クレジットカードの分割払い・リボ払いの仕組み、家賃カード払い代行サービスの内容、X(旧Twitter)・利用体験ブログ・賃貸情報サイトに寄せられた声をもとに、編集部が2026年10月10日時点の情報で作成しています。初期費用の内訳の例、払い方ごとの上乗せの計算、入金期限までの段取りは、編集部が一定の前提を置いて作成したもので、実際の金額や条件は物件・不動産会社・カード会社によって異なります。
まとめ:総額を減らしてから、短い回数でカード払い
賃貸の初期費用は、家賃の5か月分前後、家賃7万円なら約35万円が目安です。カードで払っても総額は減らないので、まずは仲介手数料・礼金・入居日・オプション費用を確かめ、総額を減らせないかを相談しましょう。
不動産会社がカード払いに対応していればそれを使い、対応していなければクレカリ賃貸の一度払い(手数料4.6%)で、手持ちのカードから払えます。分割は回数が増えるほど上乗せが増えるので、3〜6回を目安に、引越し後の家賃と返済を毎月の収入で払えるかを先に計算しておきましょう。
減らす、確かめる、短く分ける。この順番なら、初期費用が足りなくても、気に入った部屋を無理なく手に入れられます。
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※初期費用の金額は物件・地域・不動産会社によって異なります。分割払い・リボ払い・カードローンの手数料や計算方法はカード会社・契約によって異なり、記事内の金額は編集部の試算です。家賃カード払い代行サービスの手数料・条件は2026年10月時点の情報で、変更される場合があります。お申し込みの前に、不動産会社の見積もりとカード会社の案内で最新の条件をご確認ください。

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