法人口座・ネット銀行比較
※手数料・還元率は2026年10月時点の税込通常料金で、変わることがあります。比較は編集部が同じ項目で整理したもので、口座開設には各社の審査があります。
【結論】法人口座おすすめ6サービスの比較表
他行宛振込はGMOあおぞら・ドコモSMTB・Trunkが100円前後、ラクスルバンクが119円と僅差です。差がつくのは、開設スピードとデビットカードの還元率。法人で、カード決済やラクスルの利用があるならラクスルバンクが有力候補です。
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| 比較項目 | ラクスルバンク | 三井住友銀行Trunk | GMOあおぞら | ドコモSMTB | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額利用料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 同行宛振込 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 52円 |
| 他行宛振込 | 119円 | 実質100円※1 | 100円 | 100円 | 145円 | 150~229円 |
| 開設スピード | 最短当日 | 最短即日※2 | 最短即日 | 最短翌日目安 | 最短当日(条件あり) | 1~2週間目安 |
| 個人事業主 | ×(法人のみ) | ×(法人のみ) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| カード還元 | ラクスルポイント2.0% | 法人カード連携(還元は契約プランによる) | 1.0% | デビット付キャッシュカードあり | 条件により付与 | ビジネスデビット1.0% |
| 特徴 | 還元率2.0%・最短当日・ラクスル利用者と好相性 | メガバンクの信頼感+ネット銀行並みコスト | 振込コストが安く、個人事業主も対応 | 2026年10月から他行宛100円に引下げ | 新規開設特典が手厚い | サービス・機能が充実 |
| 詳細 | 申し込む | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る |
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※他行宛・インターネットバンキング利用時の通常料金(税込)。無料回数の特典は含みません。
※1 Trunkの「実質100円」は、145円を引き落とした後、差額45円が翌々月末までに返金される仕組みです。
※2 Trunkの口座開設にはWeb面談があり、日程によっては数日かかる場合があります。
このページで分かること
- 法人口座におすすめの6サービスの特徴・振込手数料
- 振込回数別の年間コストと、カード還元まで含めた実質コスト
- 法人口座を最短で開設できる銀行
- 法人口座の選び方7項目
- 新設法人・個人事業主それぞれのおすすめ
- ネット銀行とメガバンクどちらを選ぶべきか(メガバンクのオンライン型口座も)
- 開設の流れ・必要書類、よくある質問
目次
法人口座におすすめの6サービス
それぞれ強みが異なるサービスだけを選んでいます。手数料・開設スピード・カード還元・使いやすさの総合力を基準に並べています。
最短当日開設・カード還元2.0%
ラクスルバンクは、印刷通販「ラクスル」などを展開するラクスルグループの「ラクスルバンク株式会社」が提供する、法人向けの銀行サービスです。GMOあおぞらネット銀行の「ラクスルバンク支店」口座と連携する仕組みで、GMOあおぞらネット銀行が銀行機能を、ラクスルバンク社がアプリ・ポイントサービスを提供する形で運営されています。
他行宛振込手数料は一律119円、月額利用料・口座維持手数料は0円。
条件を満たせば最短当日での口座開設が可能で、口座開設からデビットカードの管理までアプリひとつで完結します。デビットカードの還元率2.0%(ラクスルポイント、一部除く)は、今回比べた6サービスの中で最も高い水準で、印刷・名刺・チラシなどラクスルのサービスに1ポイント=1円で使えます。
- 条件を満たせば最短当日で開設
- 月額利用料・口座維持手数料が0円
- デビットカード利用でラクスルポイント2.0%還元
- アプリで口座管理・カード管理が完結
- GMOあおぞらネット銀行宛の振込は無料
- 個人・個人事業主は口座開設不可(法人のみ)
- 他行宛振込は100円の銀行より19円高い(カード還元で取り戻せる場合あり)
- 対面窓口や現金でのやり取りには対応していない
ラクスルバンクをもう少し詳しく知りたい方へ
「実際の評判はどう?」「GMOあおぞらネット銀行との違いは?」「審査やデメリットも確認してから決めたい」という方は、
ラクスルバンクの評判・口コミ、手数料・メリット・デメリット
を詳しくまとめた記事も参考にしてください。
メガバンクの信頼感×他行宛実質100円
Trunkは、三井住友銀行が2025年5月にリリースした法人向けデジタル総合金融サービスです。初期契約料・月額利用料は0円、同行宛振込は無料、他行宛振込は「実質100円」(145円を一旦引き落とし、差額45円を振込実施月の翌々月末までに返金する仕組み)と、メガバンクでありながらネット銀行並みのコスト水準です。申込みはスマホから最短20分、口座開設は「最短即日」とされていますが、審査の一環としてWeb面談があるため、実際にはやり取りに数日かかることもあります。新設法人の開設実績も多いと紹介されています。対象は法人のみで、個人事業主は利用できません。
他行宛振込100円・法人/個人事業主とも対応
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループが共同運営するネット銀行です。2026年8月から、法人・個人事業主向けの他行宛振込手数料を一律100円(税込)に引き下げました。法人・個人事業主・個人のいずれの名義でも口座開設ができ、ビジネスデビットの利用で1.0%のキャッシュバックがあります。設立1年未満の法人には他行宛振込手数料が一定回数無料になる特典も用意されています。なお、ラクスルバンクの口座も、GMOあおぞらネット銀行の「ラクスルバンク支店」の口座です。
旧・住信SBIネット銀行/2026年10月から他行宛100円
住信SBIネット銀行は、2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更しました。金融機関コードや口座番号に変更はありません。2026年10月1日から、法人の他行宛振込手数料を振込件数にかかわらず一律100円(税込)に引き下げています。あわせて、振込回数に応じた優遇プログラムは廃止されました。なお、総合振込サービスはこの引き下げの対象外です。スマホと免許証で申し込め、最短翌日から利用できるとされています。
新規開設者は振込無料の特典あり
PayPay銀行のビジネス口座は、法人・個人事業主のいずれも申し込め、他行宛振込手数料は145円(税込)です。月に数回まで振込手数料が無料になる特典があり、振込件数が少ない事業者には負担が小さくなります。必要書類をオンラインでアップロードすれば最短当日での開設が期待できる一方、書類に不備がある場合や郵送が必要な場合は日数がかかる点は他行と同様です。PayPayグループのキャッシュレス決済との相性を重視する事業者に向いています。
サービスの充実度・楽天ポイントとの相性を重視する方向け
楽天銀行の法人ビジネス口座は、他行宛振込手数料が3万円未満150円・3万円以上229円(税込)と、本記事で比較した6サービスの中ではやや高めの設定です。その代わり、ビジネスデビットカードの1.0%還元や豊富な決済サービスなど、機能面の充実度は高く評価されています。申込みには書類の郵送が必要なため、開設までは1~2週間程度を見込んでおく必要があります。
振込手数料を徹底比較|年間コストシミュレーション
結論として、上位4サービスの振込手数料の差は月30件でも年数千円です。店舗型の銀行やほかのネット銀行と比べたときの差のほうが、はるかに大きくなります。
他行宛振込を月10回・月30回・月100回行った場合の年間コストを、6サービスそれぞれで計算しました(楽天銀行は3万円以上の料金、Trunkは実質100円で計算)。
| 銀行(1件あたり) | 月10回/年間 | 月30回/年間 | 月100回/年間 |
|---|---|---|---|
| GMOあおぞら・ドコモSMTB(100円) | 12,000円 | 36,000円 | 120,000円 |
| Trunk(実質100円) | 12,000円 | 36,000円 | 120,000円 |
| ラクスルバンク(119円) | 14,280円 | 42,840円 | 142,800円 |
| PayPay銀行(145円) | 17,400円 | 52,200円 | 174,000円 |
| 楽天銀行(229円) | 27,480円 | 82,440円 | 274,800円 |
| 参考:店舗型の銀行(例:550円) | 66,000円 | 198,000円 | 660,000円 |
※無料回数の特典を使い切った後の通常料金で計算。店舗型の銀行の手数料は一例です。
店舗型の銀行(1件550円の例)からネット銀行に切り替えると、月30回の振込で年間15万円以上の削減になります。
一方、100円の銀行と119円のラクスルバンクの差は、月30回でも年6,840円です。この差を埋められるかどうかは、次の「カード還元まで含めた実質コスト」で決まります。
カード還元まで含めた「実質コスト」で比べると?
経費をデビットカードで払う法人は、還元の差も見逃せません。ラクスルバンク(2.0%)とGMOあおぞらネット銀行(1.0%)では、カード利用額の1%分がラクスルバンクの上乗せになります。
| デビットカードの利用額 | 還元の上乗せ(年間) | 振込差額(年6,840円)と比べると |
|---|---|---|
| 月3万円 | 3,600円 | 100円の銀行が少しお得 |
| 月6万円 | 7,200円 | ラクスルバンクがお得 |
| 月10万円 | 12,000円 | ラクスルバンクがお得 |
※月30回の他行宛振込で計算。ラクスルポイントはラクスルのサービスで使う前提です。振込回数が少ないほど、ラクスルバンクが有利になりやすくなります。
法人デビットカードの還元率を、もっと詳しく比べたい方へ
ラクスルバンク・GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行のデビットカードを、還元率・年会費・発行枚数で比べ、月の利用額ごとの年間の還元額まで計算した記事もあります。
法人口座を最短で開設できるのはどこ?
結論として、ラクスルバンク・GMOあおぞらネット銀行・Trunk・PayPay銀行は「最短当日/即日」に対応しています。条件がそろったときの最短値なので、準備をしてから申し込むのが近道です。
本人確認書類の種類、取引責任者と代表者が同一かどうか、申込内容に不備がないかなどの条件がそろえば、最短のスピードで開設できます。Trunkの場合はWeb面談があるため、面談の日程によっては即日での完了が難しいこともあります。急いで法人口座が必要な場合は、申込内容を登記簿謄本と同じ表記にそろえ、平日の早い時間に申し込むとスムーズです。
ラクスルバンク/三井住友銀行Trunk(Web面談あり)/GMOあおぞらネット銀行/PayPay銀行/ドコモSMTBネット銀行(いずれも条件を満たした場合)
楽天銀行(書類の郵送が必要なため)
法人口座の選び方|比較すべき7項目
結論として、振込手数料だけで選ばず、以下7項目を自社の使い方に照らして比較することが大切です。
取引先への支払い頻度が多い事業者ほど効いてきます。前述のシミュレーションを参考にしてください。
本記事で紹介した6サービスはいずれも月額0円です。メガバンクの通常の法人口座では、インターネットバンキングに月額料金がかかる場合があります。
急いで入金先の口座が必要な新設法人は、最短開設が期待できる銀行から検討するとよいでしょう。
法人口座の開設には不正利用防止の観点から審査があります。Trunkのように面談が必要なサービスもあるため、必要書類・手続きは事前に確認しておきましょう。
現金でのやり取りが多い業種は、提携ATMの数や入出金手数料も確認しておくと安心です。
振込手数料の差が小さくなった今、日常の経費をカードで払う法人では、還元率の違いが実質的なコスト差になります。カードごとの還元率は、法人デビットカードおすすめ比較で詳しく比べています。
freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトと自動連携できるかどうかは、経理業務の効率に直結します。
個人事業主としてビジネス口座とあわせて会計ソフトを導入する場合は、
青色申告ソフトおすすめ比較
も参考にしてください。
振込手数料だけで選ばないことが大切です。
月30回他行宛に振り込む場合でも、ラクスルバンク(119円)と100円の銀行の差は月あたり570円です。この差額だけでなく、開設スピードやカードの還元率、普段利用しているサービス・取引先との相性まで含めて比較すると、自社に合った1行が見えてきます。
新設法人が法人口座を作るならどこがおすすめ?
結論として、法人口座は登記完了後にしか作れません。急いで決済用の口座が必要な新設法人には、最短開設に対応するネット銀行・オンライン型口座が向いています。
法人名義の口座は、会社設立・法人登記が完了してから申し込むのが基本です。
「会社設立が完了した直後から、売上の入金先や経費決済用の口座がすぐに必要になる」というケースは多く、この場合は開設スピードを重視した銀行選びが有効です。本記事で紹介した6サービスの中では、ラクスルバンク・三井住友銀行Trunk・GMOあおぞらネット銀行・PayPay銀行が、条件を満たせば最短当日・即日での開設に対応しています。設立直後は名刺・封筒・チラシなどの印刷物をそろえることも多いため、ラクスルのサービスで使えるポイントが貯まるラクスルバンクは、創業期の法人と相性のよい選択肢です。
会社設立そのものについても確認しておきたい方へ
「法人口座の前に、そもそも会社設立の進め方から知りたい」という方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
会社の住所をこれから決める方へ
会社設立直後に法人口座を申し込む場合は、登記上の本店所在地も審査時の確認情報になります。
自宅住所を法人登記に使いたくない方や、オフィス費用を抑えて会社を設立したい方は、
法人登記に対応したバーチャルオフィスおすすめ3社比較
も参考にしてください。
ネット銀行とメガバンク、法人口座ならどっち?
結論として、どちらが優れているという話ではなく、重視するポイントによって向き不向きが分かれます。近年は、その中間にあたる「メガバンクのオンライン型口座」も増えています。
| 比較項目 | ネット銀行 | メガバンク |
|---|---|---|
| 振込手数料 | 安い傾向(100~230円程度) | 高い傾向(店舗型の口座は数百円。オンライン型口座は例外) |
| 開設スピード | 最短当日~数日 | 数週間かかることも(オンライン型口座は最短即日の場合あり) |
| 対面相談・窓口 | 基本的になし | 店舗での相談が可能 |
| 融資・資金調達 | サービスにより対応が限定的な場合も | 担当者による個別融資相談がしやすい |
| 向いている事業者 | 日常の決済コストを抑えたい事業者 | 取引先との関係・大口融資を重視する事業者 |
三井住友銀行のTrunkに続き、2026年6月にはみずほ銀行も創業期・成長期の法人向けに他行宛100円のオンライン型サービスを始めるなど、メガバンクのオンライン型口座も広がっています。多くの企業では、メインバンク(融資・取引先とのやり取り用)とは別に、日常の振込や経費決済用のネット口座を1つ追加する、という併用の仕方を選んでいます。口座維持費0円の口座なら、支払い専用のサブ口座として持っておくだけでも、振込コストや還元の面でメリットがあります。
ラクスルバンクがおすすめなのはこんな法人
おすすめな法人
- 会社設立直後で、早く決済口座を用意したい
- 月額固定費を増やさずに口座を持ちたい
- 店舗型の銀行で振込をしていて、手数料を下げたい
- 印刷・名刺・チラシなど、ラクスルのサービスを使う(使う予定がある)
- 経費決済をデビットカード中心で行いたい
- アプリでスマホ完結の口座管理をしたい
他行も比較したほうがよい法人
- カードはほとんど使わず、振込だけが多い(GMOあおぞら・ドコモSMTBが候補)
- メガバンクとの取引実績も重視したい(三井住友銀行Trunkが候補)
- 個人事業主として口座を作りたい(ラクスルバンクは法人限定)
- 対面窓口での相談を重視したい
法人口座開設の流れと必要書類
結論として、ネット銀行の場合は「申込み→本人確認→事業内容の申告→審査→開設完了」という流れが一般的です。
必要書類は銀行によって異なりますが、一般的には履歴事項全部証明書(登記簿謄本)と取引責任者(代表者等)の本人確認書類が求められます。マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認に対応している銀行であれば、郵送のやり取りを省略でき、開設までのスピードを短縮しやすくなります。審査が不安な方は、
法人口座の審査に落ちる理由と対策
もあわせて確認しておくと安心です。
本記事は、各社が公表している手数料・サービス内容、プレスリリースをもとに、編集部ができるだけ公平な視点で調査・作成しています(2026年10月12日時点の情報)。
よくある質問
まとめ|法人口座は手数料・開設スピード・使いやすさで選ぼう
| 銀行 | 他行宛振込 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ラクスルバンク | 119円 | 最短開設・カード還元2.0%を活かしたい法人 |
| 三井住友銀行Trunk | 実質100円 | メガバンクの信頼感とコストを両立したい法人 |
| GMOあおぞらネット銀行 | 100円 | 振込中心の法人・個人事業主 |
| ドコモSMTBネット銀行 | 100円 | 振込中心の法人・個人事業主 |
振込手数料が100円前後にそろった今、差がつくのは開設スピードとカードの還元です。法人で、経費をカードで払う・ラクスルで印刷物を発注するなら、ラクスルバンクが有力な選択肢です。
個人事業主や、カードをほとんど使わない振込中心の事業者は、GMOあおぞらネット銀行やドコモSMTBネット銀行を選ぶとよいでしょう。どれも月額0円で口座を持てるため、メインバンクと併用するサブ口座として始めるのも一つの方法です。
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※振込手数料は2026年10月時点の、他行宛・インターネットバンキング利用時の税込通常料金です(無料回数の特典は含みません)。口座開設の可否は各社の審査によります。

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