NIPTの費用
※料金は施設ごとに異なり、変わることがあります。総額は編集部が条件を決めて計算した例です。受けるかどうかは、医師や遺伝カウンセラーに相談のうえご判断ください。
この記事の結論
NIPTの費用は、検査料だけなら認証施設が安いことが多い一方、陽性だった場合の確定検査まで含めると、順番が入れ替わることがあります。大切なのは「陰性のときの総額」と「陽性のときの総額」の両方で比べることです。
- 検査料の相場:認証施設はおおむね15万〜20万円(3つのトリソミー)+カウンセリング料。認証外施設は10万円台〜30万円前後で、範囲を広げるほど高い
- 見落としやすい費用:カウンセリング料、初診料、再検査、陽性時の確定検査(約10万〜20万円)、通院の交通費
- 後悔しない選び方:「知りたい範囲」を先に決め、確定検査の費用負担や再検査の扱いまで含めて比べる
費用は大切な判断材料ですが、安さだけで選ぶと、陽性のときに相談先や確定検査の受け先に困ることもあります。総額と支えの手厚さを、セットで比べましょう。
確定検査の費用まで含めて考えたい方へ
陽性だった場合の確定検査の費用を全額負担するクリニック
平石こどもクリニックは、羊水検査などの確定検査の費用を全額負担し、表示している検査料以外の費用はかからないと案内しています。10回払いまで金利・手数料なしで、Aプランなら月19,800円から。認定遺伝カウンセラーへの電話相談も無料です。
※予約から来院まで、同じスマホ・同じブラウザで続けて手続きするとスムーズです。採血の前ならキャンセルは無料です。
30秒でわかる、あなたが重視すべき費用
いちばん近いものを選んでください。
→ まずは近くの認証施設の料金と予約の状況を確かめましょう。カウンセリング料と確定検査の費用も合わせて聞くのがポイントです
→ 確定検査の費用を負担してくれる施設なら、総額が読みやすくなります。「総額の比較」へ
→ 金利・手数料なしの分割払いがある施設を選ぶと、月々の負担を抑えられます。「支払い方法と医療費控除」へ
このページで分かること
- NIPTの費用の相場(認証施設・認証外施設)
- 検査料以外にかかる、見落としやすい費用
- 陰性のとき・陽性のときの総額の比較
- 確定検査(羊水検査・絨毛検査)の費用の目安
- 分割払いと医療費控除の扱い
- 費用を抑えつつ、後悔しない選び方
NIPTの費用の相場
NIPTは病気の治療ではなく、保険がきかない自費の検査です。料金は施設と、調べる範囲によって大きく変わります。
| 施設 | 検査料の目安 | ほかにかかりやすい費用 |
|---|---|---|
| 認証施設 | 約15万〜20万円(3つのトリソミーのみ) | 遺伝カウンセリング料(検査前・結果説明で数千円〜1万円前後)、初診料 |
| 認証外施設 | 10万円台〜30万円前後(範囲を広げるほど高い) | 施設によって、会費や結果ページの作成費、再検査料などがかかることも |
| 平石こどもクリニック | 198,000円(Aプラン)〜297,000円(Dプラン) | 表示の検査料以外はかからないと案内。電話相談は無料 |
※表は横にスクロールできます。認証施設の目安は、公開されている複数の医療機関の料金(約15万〜20万円、カウンセリング料など)をもとにした編集部の整理です。平石こどもクリニックは2026年10月時点の税込価格です。
平石こどもクリニックの4プラン(税込)
198,000円
3つのトリソミー+性染色体
231,000円
1〜22番のトリソミー+性染色体
253,000円
Bに微小欠失6疾患
297,000円
Bに微小欠失23疾患
どのプランも性別判定を含み、本院と提携院で料金は同じです。プランの選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。
検査料以外にかかる費用
NIPTの総額は、検査料だけでは決まりません。申し込む前に、次の6つの費用がかかるかどうかを確かめましょう。
| 費用 | 目安・確かめること |
|---|---|
| 1.カウンセリング料 | 検査前と結果説明で数千円〜1万円前後かかる施設も。無料の施設もある |
| 2.初診料・診察料 | 出産予定の病院以外で受ける場合、初診料がかかることがある |
| 3.再検査の費用 | 判定保留になったときの再採血・再検査が無料か有料か |
| 4.確定検査の費用 | 陽性だったときの羊水検査・絨毛検査。約10万〜20万円。施設の負担や補助があるか |
| 5.その他の手数料 | 会費、結果ページの作成費、オプション料など。料金表の内訳を確かめる |
| 6.通院の交通費 | 通院が複数回、または遠方の施設なら交通費や時間の負担も |
※表は横にスクロールできます。編集部が作成したチェック表です。
確定検査の費用の目安
NIPTは可能性を調べる検査なので、陽性のときは確定検査で確かめます。この確定検査の費用が、NIPTの総額をいちばん大きく左右します。
| 確定検査 | 費用の目安 | 時期の目安 | 知っておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 羊水検査 | 約10万〜20万円(公立病院の例:約10万〜13万円) | 妊娠15〜16週ごろ以降 | 結果まで2週間ほど。流産のリスクは約0.3%とされる。入院費などが別にかかる施設も |
| 絨毛検査 | 約10万〜20万円 | 妊娠11〜14週ごろ | 羊水検査より早く受けられるが、行っている施設は少ない |
※表は横にスクロールできます。公開されている医療機関の料金表や解説をもとにした編集部の整理で、施設や検査の方法によって異なります。
確定検査の「負担」には、いくつかの形がある
NIPTを行う施設の中には、陽性だった場合の確定検査について「全額負担」「上限つきの補助」「負担なし(自己負担)」など、さまざまな対応があります。上限つきの補助の場合は、入院費などが対象外になることもあります。「どこまで負担してくれるか」と「どこで受けられるか」を、申し込む前に確かめておきましょう。
陰性のとき・陽性のときの総額を比較
3つのタイプの施設で、結果が陰性だったときと、陽性で羊水検査を受けたときの総額を、同じ条件で計算しました。
| 施設のタイプ | 陰性のときの総額 | 陽性で羊水検査を受けたときの総額 |
|---|---|---|
| 認証施設の例 検査16万円+カウンセリング1万円+初診0.5万円 |
約17.5万円 | 約30.5万円 |
| 確定検査の補助がない施設の例 3つのトリソミー+性染色体で15万円 |
約15.0万円 | 約28.0万円 |
| 平石こどもクリニック(Aプラン) 3つのトリソミー+性染色体で19.8万円 |
19.8万円 | 19.8万円 |
※表は横にスクロールできます。編集部が条件を決めて計算した例です。羊水検査は13万円(公立病院のFISH法併用の料金の例)とし、入院費・交通費は含めていません。認証施設と補助のない施設の料金は、公開されている料金の目安をもとにした仮の数字で、実際の金額は施設によって異なります。
陰性なら、検査料の安い施設が安く済む
NIPTの結果は、ほとんどの方が陰性です。陰性の場合は、検査料が安い施設のほうが総額も安くなります。3つのトリソミーで十分で、近くの認証施設で予約が取れるなら、費用の面では認証施設が有利なことが多いです。
陽性なら、確定検査の負担で順番が入れ替わる
陽性だった場合は、確定検査の費用が加わり、総額が10万円以上増えることがあります。確定検査の費用を負担してくれる施設なら、陽性でも総額は変わりません。「もし陽性だったら」の出費が心配な方は、ここを重視して選ぶと安心です。
支払い方法と医療費控除
一度に払うのが難しい場合は、分割払いに対応した施設を選ぶ方法があります。平石こどもクリニックは10回払いまで金利・手数料がかからず、Aプランなら月19,800円、Bプランなら月23,100円です。クレジットカードのリボ払いなど、手数料がかかる方法を使う場合は、手数料を含めた総額を確かめましょう。
国税庁は、診断や治療を目的とした検査は医療費控除の対象になるとしています。一方、NIPTのように病気の可能性を調べる検査は、対象にならないと扱われることが多いとされています。確定検査を含め、自分の場合に対象になるかは、税務署や税理士に確かめましょう。
NIPTは原則として自費ですが、自治体によっては出生前検査に関する相談窓口や支援を設けていることがあります。お住まいの自治体の母子保健の窓口で確かめてみましょう。
費用を抑えつつ、後悔しない選び方
費用で後悔しないためには、「安い順に選ぶ」のではなく、「必要なものだけに払う」考え方が大切です。
範囲を広げるほど料金は上がり、陽性から確定検査に進む可能性も増えます。3つのトリソミーで十分なら、それ以上のプランは必要ありません。迷ったら、カウンセラーに相談して決めましょう。
全額負担か、上限つきの補助か、自己負担か。どこで受けられるかも合わせて確かめると、総額が読めるようになります。
カウンセリング料、再検査、会費などがかからないか。安く見えても、内訳を足すと高くなることがあります。
通院が少なく、近くで採血できれば、交通費とつわりの時期の負担を減らせます。
安さだけで選ぶと、結果の読み方や、陽性のときの次の一歩で困ることがあります。費用と支えの手厚さを、セットで比べましょう。
施設の選び方を、費用以外の面からも知りたい方へ
NIPTの認証施設と認証外施設の違いと選び方 →
NIPTはいつから受けられる?妊娠6週の早期NIPTと10週以降の違い →
費用についての声
NIPTの費用について、Googleの口コミや、NIPTの体験談をまとめたサイト、SNSに寄せられた声を編集部で調査し、傾向を要約しました。
納得できたという声
- 陽性だったときの羊水検査の費用まで見てもらえると知って、総額で考えて選んだ
- 金利のかからない分割払いで、無理なく払えた
- ほかの施設の1回分の費用で、2回検査できると知って決めた
- 高いと感じたが、不安な気持ちで過ごす時間を考えると納得できた
負担に感じたという声
- プランによっては25万円を超え、決めるまでに悩んだ
- 範囲を広げるかどうかで迷い、カウンセラーに相談して決めた
- 出産準備のお金もかかる時期なので、まとまった出費は大きかった
引用元:Googleの口コミ/NIPTの体験談サイト/Instagram・Xの投稿 ※編集部が調査・要約したもので、個別の投稿を転載したものではありません。
編集部コメント
費用に納得している方は、検査料だけでなく、陽性時の確定検査や再検査まで含めて比べていた方が多い印象でした。「陰性のときの総額」と「陽性のときの総額」の両方を出してから決めることが、費用で後悔しないいちばんの方法です。
費用を比べる前のチェックリスト
- 知りたい範囲(3つのトリソミーだけか、それ以上か)を決めた
- 検査料以外の費用(カウンセリング料・初診料・会費など)を確かめた
- 判定保留のときの再検査の費用を確かめた
- 陽性のときの確定検査の費用負担と、受けられる場所を確かめた
- 陰性のとき・陽性のときの総額を出した
- 支払い方法(一括・金利なしの分割)を決めた
よくある質問
本記事は、認証施設を含む医療機関が公開しているNIPT・遺伝カウンセリング・羊水検査の料金、国税庁の医療費控除に関する案内、平石こどもクリニックの料金と案内、Googleの口コミ・NIPTの体験談サイト・SNSに寄せられた声をもとに、編集部が2026年10月12日時点の情報で作成しています。総額の比較は、記事内に書いた条件で編集部が計算した例で、実際の金額は施設や検査の内容によって異なります。医療上の判断を行うものではありません。
まとめ:陰性のとき・陽性のときの「総額」で比べる
NIPTの費用は、認証施設でおおむね15万〜20万円(3つのトリソミー)+カウンセリング料、認証外施設で10万円台〜30万円前後が目安です。検査料以外にも、カウンセリング料、再検査、陽性時の確定検査(約10万〜20万円)などがかかることがあります。
陰性なら検査料の安い施設が有利なことが多い一方、陽性なら確定検査の負担によって総額の順番が入れ替わります。知りたい範囲を先に決め、確定検査の費用負担と、検査料以外の費用を確かめてから選びましょう。
必要な範囲だけに払い、陰性・陽性の両方の総額と、相談できる体制をセットで比べる。これが、NIPTの費用で後悔しない選び方です。
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