ホームページ制作・Web集客
※費用相場は比較サイトなどの公開情報をもとにした目安です。実際の金額はページ数・デザイン・機能・依頼先によって大きく変わります。予算の逆算や5年総額は編集部の試算です。
この記事の結論
問い合わせや採用につなげる「会社の顔」になるホームページを、制作会社にオリジナルで頼むなら、50万〜150万円が中心です。ただ、本当に比べるべきは制作費ではなく「公開後の更新・集客まで含めた5年総額」と「その費用をホームページ経由の売上で回収できるか」です。
- 名刺代わりで十分なら数万〜30万円台のテンプレート型でも足りる
- 問い合わせ・来店・採用を増やしたいなら、業種に合わせた設計・文章・写真・公開後の更新までを予算に入れる
- 安く作って失敗するいちばんの原因は「作ったあと更新されず、放置されること」
記事の後半に、売上から逆算する予算の計算式と、見積もり比較チェックリストを用意しました。初期費用を抑えて、制作から運用まで任せられるサービスも紹介しています。
30秒でわかる、あなたの会社に合う予算と依頼先
いちばん近い答えを選んでください。
会社があることがわかれば十分(名刺代わり) → テンプレート型・自作 数万〜30万円台
問い合わせ・来店・採用を増やしたい → Q2へ
できる(Web担当がいる) → 買い切り型の制作会社 50万〜150万円+保守
できない・任せたい → Q3へ
出せる → 制作会社に依頼し、運用・更新の保守契約もセットで見積もる
初期費用は抑えたい → 初期費用0円からの月額型で、制作から更新・集客まで任せる方法も(こちら)
このページで分かること
- 依頼先別・価格帯別のホームページ制作費の相場と、できること
- 見積書の内訳(何にいくらかかっているか)
- 公開後にかかる維持費と、月額型・買い切り型の5年総額の比べ方
- 売上から逆算する、ホームページの予算の決め方
- 安く作って失敗するパターンと、使える補助金
- 見積もり比較チェックリスト
目次
ホームページ制作費の相場(依頼先別・価格帯別)
金額の差の正体は、「誰に頼むか」と「どこまで作り込むか」です。まず依頼先ごとの目安を見てみましょう。
→ 横にスクロールできます
| 依頼先 | 制作費の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 自作(作成ツール・CMS) | 0円〜10万円 | 予算を最小限にしたい/自分で作る時間がある |
| フリーランス(個人) | 10万〜60万円 | 小規模な店舗・個人事業主 |
| 中小の制作会社 | 50万〜150万円 | 中小企業のコーポレートサイト・採用サイト |
| 広告代理店経由 | 80万〜200万円超 | 広告運用とセットで発注したい |
| 大手の制作会社 | 150万円〜 | 大企業のブランドサイト、大規模なシステム開発 |
※ホームページ制作の費用相場に関する公開情報をもとに、編集部が整理した目安です。
→ 横にスクロールできます
| 価格帯 | できることの目安 | 向いている目的 |
|---|---|---|
| 〜30万円 | テンプレートのデザイン、5ページ前後、原稿・写真は自社で用意 | 名刺代わり |
| 30万〜70万円 | 一部オリジナルのデザイン、10ページ前後、スマホ対応、更新できる仕組み(CMS) | 会社の基本情報をきちんと伝える |
| 70万〜150万円 | 業種に合わせたオリジナルデザイン、構成の設計、プロの取材・文章・撮影、SEOを意識した設計 | 問い合わせ・来店・採用を増やす |
| 150万円〜 | 大規模なページ数、予約・会員・ECなどの機能、ブランディング、システム連携 | ブランドづくり・Web上での販売 |
※編集部が整理した目安です。同じ価格帯でも、依頼先によって含まれる範囲は違います。
中央値54万円・平均98万円が意味すること
比較サイトの取引データでは、発注額の中央値は約54万円、平均は約98万円です。平均が中央値より大きいのは、しっかり作り込む会社が100万円以上をかけて、全体を引き上げているためです。「問い合わせを増やすためのホームページ」を本気で作る会社は、決して珍しくありません。大事なのは、金額の大小ではなく、目的に合った作り込みになっているかです。
採用にも使えるホームページにしたい方へ
採用ページ・採用サイトの費用相場、求人媒体との5年総額の比べ方、若手に選ばれるために載せるべき10のコンテンツをまとめています。
見積書の内訳:何にいくらかかる?
見積書は「一式」で出されると比べられません。項目ごとに分けて出してもらい、何が入っていて何が入っていないかを確認しましょう。
→ 横にスクロールできます
| 項目 | 中身 | 見るポイント |
|---|---|---|
| ディレクション | 打ち合わせ、構成の設計、進行管理 | ここが薄いと「作っただけ」のサイトになりやすい |
| デザイン | トップページ・下層ページのデザイン | テンプレートかオリジナルか |
| コーディング | デザインをWebページとして組み立てる作業、スマホ対応 | スマホで見やすいか(今は閲覧の大半がスマホ) |
| CMS導入 | お知らせ・ブログなどを更新できる仕組み | 自社で更新できるか、更新は頼めるか |
| 文章(ライティング) | 取材して文章をつくる | 自社で用意するか、プロに頼むか |
| 写真撮影 | 外観・内観・スタッフ・商品の撮影 | フリー素材だけのサイトは信頼されにくい |
| SEO・集客設計 | 検索で見つけてもらうための設計、Googleマップ対策など | 公開後に集客の手を打ってくれるか |
| ドメイン・サーバー・SSL | ホームページの住所と置き場所、暗号化 | 名義は自社か、毎年いくらかかるか |
| 保守・運用 | 更新作業、不具合対応、セキュリティ対策 | 月額いくらで、何回まで更新できるか |
※編集部が整理した一般的な項目です。会社によって項目の分け方は異なります。
公開後の維持費と、5年総額の比べ方
ホームページは、作って終わりではありません。ドメイン・サーバー代、更新作業、セキュリティ対策など、公開後も毎年お金がかかります。制作費だけで比べると、あとで「思ったより高い」となりがちです。
→ 横にスクロールできます
| 5年総額の例(仮の金額) | 買い切り型 | 月額型 |
|---|---|---|
| 最初に払うお金 | 制作費 100万円 | 0円 |
| 毎月のお金 | 保守・サーバー 1万円×60か月=60万円 | 月額 3万円×60か月=180万円 |
| 更新作業 | 都度見積もり 年10万円×5年=50万円 | 月額に含む |
| 5年総額 | 210万円 | 180万円 |
※考え方を説明するための仮の金額で、特定の会社の料金ではありません。実際の金額は、各社の見積もりで確認してください。
どちらが得かは「更新の量」で決まる
ほとんど更新しないなら、買い切り型のほうが安くなることもあります。反対に、お知らせ・実績・スタッフ・料金・採用情報などをこまめに更新したい会社や、集客の相談もしたい会社は、更新やサポートが月額に含まれる月額型のほうが、総額でも手間でも有利になることがあります。見積もりは、必ず「5年で比べる」ようにしましょう。
売上から逆算する、予算の決め方
「相場がいくらか」だけで予算を決めると、安すぎて成果が出ないか、高すぎて回収できないかのどちらかになりがちです。ホームページで何件の仕事が増えれば元が取れるかから逆算しましょう。
予算の逆算式
= 1年でホームページにかけられる金額の上限
この金額の範囲内で、5年総額を年あたりに直した費用が収まるかを確認します。
→ 横にスクロールできます
| 業種(例) | 1件あたりの粗利(仮) | ホームページ経由で増える件数(仮) | 1年で回収できる金額 |
|---|---|---|---|
| 工務店・リフォーム | 1件 80万円 | 年3件 | 240万円 |
| 製造業(新規取引先) | 1社 年100万円 | 年2社 | 200万円 |
| 整骨院・サロン | 新規1人 3万円(通院・来店の合計) | 月5人(年60人) | 180万円 |
※考え方を説明するための仮の数字です。実際の粗利や件数は、業種・地域・ホームページの内容によって大きく変わり、成果を保証するものではありません。
「安く作る」が、いちばん高くつくこともある
上の例のように、単価の高い仕事をしている会社ほど、ホームページから年に数件の仕事が増えるだけで、100万円を超える費用でも十分に回収できることがあります。逆に、30万円で作ったホームページが1件も問い合わせを生まなければ、その30万円はまるごと損です。見るべきは制作費の安さではなく、「問い合わせが生まれる設計と、公開後の運用まで入っているか」です。
安く作って失敗する5つのパターン
「とりあえず安く」で作ったホームページが、数年後に作り直しになるケースはよくあります。よくある失敗を先に知っておけば、見積もりで避けられます。
お知らせが何年も前のまま、料金やスタッフの情報が古い。見た人に「この会社、今も営業している?」と思わせてしまいます。更新の担当と方法を決めずに作るのが、いちばん多い失敗です。
テンプレートとフリー素材の写真、ありきたりな文章だけでは、同業他社との違いが伝わりません。「なぜこの会社に頼むべきか」が書かれていないホームページは、問い合わせにつながりにくくなります。
今はホームページを見る人の多くがスマホです。文字が小さい、ボタンが押しにくい、電話やフォームにたどり着けない。それだけで、せっかくの見込み客を逃してしまいます。
検索やGoogleマップで見つけてもらう設計がないと、ホームページはあっても存在しないのと同じです。「地域名+業種」で検索されたときに出てくるかが大切です。
制作会社を変えようとしたら、ドメインやホームページのデータを引き渡してもらえない、引き渡しに高い費用がかかる、というトラブルもあります。名義と解約時の扱いは、契約前に必ず確認しましょう。
今のホームページが、もうこの状態になっている方へ
作り直すべき10のサイン、部分改修からフルリニューアルまでの費用、検索順位やドメイン・メールを引き継ぐための注意点、準備から公開までの7ステップをまとめています。
費用を抑える方法と補助金
「全部載せたい」はページ数と費用を増やします。まずは問い合わせにつながるページ(サービス・実績・料金・会社案内・問い合わせ)を優先しましょう。
会社の歴史やサービスの説明など、社内でまとめられるものを用意すると、文章作成の費用を抑えられます。ただし、写真はプロに頼むと信頼感が大きく変わるので、優先してお金をかける価値があります。
まとまった制作費を出しにくいときは、初期費用0円からの月額型という選択肢もあります。その場合は、5年総額と解約時の条件で比べることが大切です。
小規模事業者持続化補助金では、販路開拓の取り組みの一部として、ウェブサイトの制作費が補助の対象になる場合があります(ウェブサイト関連費だけでの申請はできないなど、条件があります)。対象・上限・公募の時期は回ごとに変わるため、最新の公募要領で確認するか、補助金の活用支援をしている制作会社に相談しましょう。
※補助金の対象や条件は公募回ごとに変わります。申請前に、必ず最新の公募要領を確認してください。
見積もり比較チェックリスト
2〜3社に見積もりを頼むときは、同じ質問をして、この10項目を並べて比べましょう。スクリーンショットを撮って使ってください。
| No | 確認すること |
|---|---|
| 1 | 制作費と月額費用、5年間使った場合の総額 |
| 2 | デザインはテンプレートか、業種に合わせたオリジナルか |
| 3 | 文章作成・写真撮影は含まれるか |
| 4 | スマホでの見やすさ、問い合わせまでの導線の設計はあるか |
| 5 | 公開後の更新は、月に何回まで・いくらで頼めるか |
| 6 | 検索・Googleマップ・SNSなど、集客の支援はあるか |
| 7 | ドメインの名義、解約したときのデータの扱い |
| 8 | 最低契約期間と、途中解約の条件 |
| 9 | 自社と同じ業種の制作実例があるか、デザイン案を見せてもらえるか |
| 10 | 公開までの期間と、自社で用意するもの |
※編集部が作成したチェックリストです。
制作から運用まで任せるなら「インターロック」
「作ったあとの更新や集客まで任せたい」「最初にまとまった制作費は出しにくい」中小企業の候補に入れたいのが、初期費用0円から始められる、中小企業向けのホームページ制作「インターロック」です。上のチェックリストに、公開されている情報で答えてみました。
| 料金 | 初期費用0円からの月額型。金額は要相談・見積もり |
|---|---|
| デザイン | 業種に特化したオリジナルデザイン。相談すると無料でデザイン案を作成 |
| 文章・写真 | 提携するプロのライター・カメラマンに依頼できる |
| スマホ対応 | レスポンシブデザイン、モバイルファーストインデックスに対応 |
| 公開後の更新 | 更新代行を月に何度でも依頼できる。平日9〜18時のツールサポート、運営サポート・運営代行も |
| 集客の支援 | SEO、AI検索への対応、MEO対策・業種特化型メディア掲載(オプション)、リスティング・SNS広告の運用代行、LINE公式アカウント作成 |
| ドメイン・サーバー | 独自ドメインの取得・移管の代行、常時SSL。名義と解約時の扱いは相談時に確認 |
| 補助金 | 補助金の活用支援も行っている |
※2026年10月時点の公式サイト・公開情報をもとに編集部が整理しました。料金・契約条件は見積もりで確認してください。
インターロックをもっと詳しく知りたい方へ
月額型の仕組みと5年総額の考え方、できること、向いている会社・向いていない会社、契約前に聞くべき10の質問をまとめています。
よくある質問
本記事は、ホームページ制作の費用相場に関する比較サイトなどの公開情報(PRONIアイミツの取引データを含む)、補助金の公開情報、インターロックの公式サイトをもとに、編集部が2026年10月18日時点の情報で作成しています。価格帯・内訳・5年総額・予算の逆算は編集部が整理した目安や仮の数字で、成果を保証するものではありません。
まとめ:「制作費」ではなく「5年総額」と「回収できるか」で決める
ホームページ制作の費用は、自作なら数万円、中小の制作会社なら50万〜150万円が中心で、取引データでは中央値約54万円・平均約98万円です。ただ、金額の差の多くは「どこまで作り込むか」と「公開後に何をしてくれるか」の差。制作費だけでなく、維持費と更新・集客まで含めた5年総額で比べることが大切です。
予算は「ホームページ経由で増やしたい件数×1件あたりの粗利」から逆算し、問い合わせが生まれる設計と、公開後に放置されない仕組みがあるかで依頼先を選びましょう。初期費用を抑えて、制作から更新・集客まで任せたいなら、月額型のサービスも比較の候補に入れてみてください。
あわせて読みたい関連記事
※費用相場は2026年10月時点で確認できた公開情報をもとにした目安です。5年総額・予算の逆算は考え方を説明するための仮の数字で、特定の会社の料金や成果を示すものではありません。補助金の条件は公募回ごとに変わります。申し込み前に、必ず各社の公式サイト・最新の公募要領で情報をご確認ください。


コメント