※料金は2026年11月時点で確認できた各社の公式情報・公開情報にもとづく目安です。税制・免税制度の説明は一般的な内容で、個別の取り扱いは税理士・税務署に確認してください。

2026年11月に免税、2027年4月に税率。小売店のレジは今が見直しどき

小売店・アパレルのPOSレジおすすめ5選を比較
在庫管理・免税・2027年の税率変更まで、失敗しない選び方

小売店のPOSレジで差が出るのは、会計よりも「在庫」です。何がいくつ残っているか、どれが売れていないか、いつ発注すべきか。さらに、2026年11月1日から訪日客向けの免税制度が「リファンド方式」に変わり、2027年4月からは飲食料品の消費税率を1%に下げる方針も決まりました。この記事では、小売店向けのPOSレジ5つを比べ、業種と規模ごとの選び方と、制度変更への備えをまとめました。

小売店のPOSレジ選び、3つの軸

在庫
SKU管理・棚卸・発注まで回るか
税・免税
税率の切り替えと新しい免税制度に対応できるか
止まらない
セール・繁忙期に止まったとき助けがあるか

※編集部が整理した選び方の軸です。

この記事の結論

商品数が多い店、複数店舗の店、免税やセット販売などレジ以外の機能まで使いたい店は、設置とサポートまで任せられるポスタスの小売店向け「POS+ retail」が第一候補です。機能を自分で組み合わせたいならスマレジ、1人で営む小さな雑貨店ならAirレジ・Square・STORES レジの無料プランから始めるのが現実的です。

  • 商品数が少ない・1人営業:無料プランで十分。在庫管理が必要になったら有料プランへ
  • 商品数が数百以上・スタッフ複数・アパレル:サイズ・カラー別の在庫、棚卸、バーコード印刷が必須。POS+ retailやスマレジを比較
  • 食品を扱う店・免税店:2027年4月の税率変更と、2026年11月からの新しい免税制度への対応を必ず確認

記事の中盤に、アパレル・雑貨・食品・ドラッグストア・酒屋・ギフト店の業種別に、税率と必要な機能をまとめた早見表を用意しました。

小売店専用のPOSレジ「POS+ retail」の資料(無料)

在庫・棚卸・免税・複数店舗まで、1つで回せるか資料で確かめる

ポスタスの小売店向けPOSレジは、在庫管理・棚卸、帳票、バーコード印刷、予約・取り置き、セット・バンドル・セール販売、免税、複数店舗管理を備え、バーコードスキャナーや自動釣銭機にも対応しています。365日の電話サポートと駆けつけサポート付きです。

※先に他社と比べたい方は「5選の比較表」へ。

POS+(ポスタス)

※タップすると公式サイトに移動します

30秒でわかる、あなたの店に合うPOSレジ

上から順に答えてください。

Q1.扱っている商品(サイズ・色違いを含む)はいくつくらいですか?

数百以上 → Q2へ
数十程度 → Airレジ・Square・STORES レジの無料プランから始められる

Q2.棚卸や発注を、紙やExcelでやっていますか?

やっていて大変 → Q3へ
ほとんどしない → 低価格の有料プランでも足りる可能性

Q3.機器の設置・設定やトラブル対応を任せたいですか?

任せたい・接客に集中したい → ポスタス(POS+ retail)
自分で設定できる・アプリで機能を足したい → スマレジ

小売店のレジに起きる2つの制度変更

2026年11月1日から(すでに開始)

免税制度が「リファンド方式」に

訪日客への免税販売は、店頭で消費税を免除する方式から、いったん税込価格で販売し、出国時に税関で確認を受けたあとに消費税分を返金する方式に変わりました。2026年11月1日以降の販売分から適用され、移行期間はありません。一般物品と消耗品の区分や、消耗品の上限額・特殊包装はなくなり店頭の手間は減る一方、購入記録情報の送信や返金の管理が必要になります。単価100万円以上の商品は、シリアルナンバーなどの登録も必要です。

2027年4月1日から(方針)

飲食料品の消費税率が8%→1%に

2026年9月15日、軽減税率の対象になっている飲食料品の消費税率を、2027年4月から2年間1%に引き下げる方針が閣議決定されました。食品を扱う店では、商品ごとの税率設定をすべて見直す必要があり、1つの会計に10%と1%が混ざる場面が増えます。2029年4月には8%に戻る予定で、税率は2回変わります。

※観光庁・業界団体・報道で公表された内容、閣議決定された方針(大綱)をもとに編集部が整理しました。

古いレジのままだと、どちらにも対応できないことがある

新しい免税制度に対応していないと、2026年11月1日以降は免税販売を続けられません。税率を商品ごとに設定し直せない古いレジは、2027年4月の税率変更にも対応が難しくなります。レジの入れ替え・改修には、2026年9月15日以降の導入分をあとから申請できる補助金の「事前着手制度」も使えます。

▶ POSレジの補助金【2026年11月最新】を見る

小売店のPOSレジ5選 比較表

→ 横にスクロールできます

項目 ポスタス(POS+ retail) スマレジ Square(リテール) STORES レジ Airレジ
月額 14,000円〜(税別) 0円〜(リテールビジネス15,400円・税込) 0円〜(有料のプラスあり) 0円〜(スタンダード3,300円・年間契約時) 0円
在庫管理・棚卸 ◎ ◎(上位プラン) ○ ○ △(簡易)
バーコード印刷 ○ ○ ○ 要確認 要確認
セット・セール販売 ◎(バンドル・セット・セール) ○ ○ ○ △
複数店舗管理 ◎ ◎ ○ ○ ○
免税販売 ○(新制度への対応は要確認) 連携サービスで対応(要確認) 要確認 要確認 要確認
サポート 365日電話+駆けつけ プランにより電話あり 無料サポート チャット・メールなど 電話・チャット
機器の設置 設置まで対応 自分で(相談可) 自分で 自分で 自分で
向いている店 商品数が多い・多店舗・任せたい 機能を自分で組み合わせたい ネットショップも同時に 小さく始めて安く使い続けたい 1人営業・まず無料で

※2026年11月時点で確認できた各社の公式情報・比較サイトの公開情報をもとに編集部が整理しました。新しい免税制度(リファンド方式)への対応状況は、各社に必ず確認してください。機器代・決済手数料は含みません。

各サービスの特徴とおすすめの店

「在庫・税・免税まで1つで回せるか」と「導入・運用の手間の少なさ」を基準に並べています。

1位 ポスタス(POS+ retail)
商品数が多い店・多店舗に

パーソルグループのポスタス株式会社が提供する、小売店専用のPOSレジです。棚卸や入出荷の確認がしやすい在庫管理、複数店舗の管理、インボイス制度・電子帳簿保存法・免税への対応を備え、バーコードスキャナーや自動釣銭機にも対応しています。セット販売・バンドル販売・セール販売、予約・取り置きなど、小売店ならではの売り方も標準で扱えます。

月額 14,000円〜(税別・1店舗あたり)
主な機能 在庫管理・棚卸、帳票、バーコード印刷、予約・取り置き、バンドル・セット・セール販売、顧客管理、多言語、複数店舗管理、外部システム連携
サポート 365日電話サポート、回数制限なしの駆けつけ(一部地域は別途費用)
ここがいい

  • 在庫・棚卸・帳票が標準
  • 設置・研修まで任せられる
  • 補助金(インボイス枠)の対象として案内
注意点

  • 無料プランはない
  • 初期費用は構成により見積もり
  • 新しい免税制度への対応内容は要確認

ポスタスの資料を無料でダウンロードする
▶ ポスタスの評判・料金・デメリットを詳しく見る

2位 スマレジ
機能を自分で組み合わせたい店に

アクティブ店舗数5万店以上のクラウドPOSレジです。基本機能は無料のスタンダードプランから使え、小売・アパレル向けの「リテールビジネス」プラン(月額15,400円・税込)では、高度な在庫管理が使えます。アプリマーケットで機能を足せる自由度が強みで、自分で設定を進められる店に向いています。

スマレジの公式サイトを見る

3位 Square POSレジ(リテール向け)
ネットショップも同時に運営したい店に

決済サービスのSquareが提供する、小売店向けのPOSレジです。フリープランは月額0円で、在庫や仕入れ先、従業員の管理を強化した有料のプラスプランがあります。プラスプランは30日間の無料トライアルがあり、一時停止もできます。ネットショップと実店舗の在庫をまとめて管理したい店に向いています。ハードウェアは料金に含まれません。

Square(リテール)の公式サイトを見る

4位 STORES レジ
小さく始めて安く使い続けたい店に

ネットショップ作成サービスでも知られるSTORESのPOSレジです。フリープランは月額0円、すべての機能が使えるスタンダードプランは月額3,300円(年間契約時)と、有料プランの中では手ごろです。ネットショップとの在庫連携もでき、雑貨店や小さなセレクトショップに向いています。

STORESの公式サイトを見る

5位 Airレジ
1人営業・まず無料で始めたい店に

リクルートが提供する無料のPOSレジアプリです。会計・売上集計は0円で使え、決済の「Airペイ」とつなげればキャッシュレスにも対応できます。在庫管理は簡易的なので、商品数が少ない店や、まずレジを電子化したい店の入り口に向いています。

Airレジの公式サイトを見る

制度変更と在庫管理、まとめて相談できるPOSレジを

免税の新制度、2027年の税率変更、在庫と棚卸。小売店のレジは、設定ひとつで売上と税額が変わります。POS+ retailなら、設置から設定・研修、365日のサポートまで任せられます。資料で店舗の規模に合った構成と費用の目安を確認しましょう。

ポスタスの資料を無料でダウンロードする

※料金・内容は変わる場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

POS+(ポスタス)

※タップすると公式サイトに移動します

業種別:税率と必要な機能の早見表

→ 横にスクロールできます

業種 2027年4月以降の税率(方針) 特に必要な機能
アパレル・靴 10%(変わらない) サイズ・カラー別の在庫、店舗間の在庫移動、セール価格、取り置き、免税
雑貨・セレクトショップ 10%(食品を置く場合は1%と混在) 多品目の在庫、バーコード印刷、ネットショップ連携
食品店・菓子店・ベーカリー 食品1%、イートインは10% 商品ごとの税率設定、店内・持ち帰りの切り替え、賞味期限を意識した在庫
酒屋 酒類10%、おつまみなど食品1% 酒類は軽減税率の対象外。同じ会計で10%と1%が混ざる
ドラッグストア・薬局 医薬品・日用品10%、食品1% 医薬品と食品の区分、免税、ポイント
ギフト・土産物店 食品1%、雑貨10%、詰め合わせは条件で判断 セット商品の税率設定、免税、多言語

※閣議決定された方針(大綱)にもとづく一般的な整理です。法律の内容によって変わる可能性があります。個別の商品の判断は税理士・税務署に確認してください。

見落としやすいのが「詰め合わせ」と「おまけ付き」

お菓子とおもちゃがセットになった商品など、食品と食品以外が一体になったもの(一体資産)は、税抜1万円以下で、食品の部分の価額が全体の3分の2以上の場合に軽減税率の対象になるのが現在のルールです。ギフトや土産物を扱う店は、2027年4月の税率変更の前に、セット商品の税率設定を一つずつ確認しておきましょう。

在庫管理で、お金がいくら変わるか

小売店のPOSレジは、在庫管理まで使ってはじめて元が取れます。効いてくるのは「棚卸の時間」と「売れ残り・欠品」です。

仮の例:商品1,000点の雑貨店 紙・Excelで管理 POSで在庫管理
月1回の棚卸 2人×5時間 2人×2時間(ハンディで読み取り)
棚卸の人件費(時給1,200円) 年144,000円 年57,600円
売れ筋の欠品 気づくのは売り場が空になってから 在庫数を見て早めに発注
売れない商品 感覚で判断 売上データで早めにセール・入れ替え

※仮の数字による編集部の試算です。棚卸の短縮効果は、商品数・機器・運用によって変わります。

いちばん大きいのは、目に見えない「機会損失」

棚卸の時間よりも大きいのが、売れ筋の欠品で逃した売上と、売れ残りの値下げによる損失です。月に数件の欠品を防ぐだけで、POSの月額を上回ることも珍しくありません。在庫数がリアルタイムでわかり、売上データから発注やセールを判断できるかを、POS選びの中心に置きましょう。

失敗しない選び方7つ

① 商品の登録方法と上限
サイズ・カラー違いをまとめて登録できるか、CSVで一括登録できるか、登録できる商品数に上限はあるか。商品が多い店ほど重要です。
② 棚卸と在庫移動
ハンディやスマホで読み取って棚卸できるか、店舗間・倉庫との在庫移動を記録できるかを確認します。
③ 商品ごとの税率設定
食品を少しでも扱うなら、2027年4月の税率変更に向けて、商品ごとの税率を一括で切り替えられるかを確認しましょう。
④ 新しい免税制度への対応
免税販売をしているなら、リファンド方式に対応した購入記録情報の送信と返金の管理ができるか。対応していないと免税販売を続けられません。
⑤ ネットショップとの在庫連携
実店舗とネットで同じ商品を売るなら、在庫が自動で連動するかが売り越し防止のカギです。
⑥ セール・繁忙期に止まったときのサポート
年末やセールの土日にレジが止まると損失が大きくなります。土日・夜に電話がつながるか、駆けつけがあるかを確認しましょう。
⑦ 補助金の対象か
制度変更に向けた入れ替えなら、補助金の対象製品かを確認しましょう。費用の内訳は「POSレジの導入費用相場」でまとめています。

よくある質問

Q. 小売店におすすめのPOSレジはどれですか?
A. 商品数が多い店、複数店舗の店、設置やトラブル対応まで任せたい店にはポスタスのPOS+ retail、機能を自分で組み合わせたい店にはスマレジ、1人で営む小さな店にはAirレジ・Square・STORES レジの無料プランがおすすめです。

Q. アパレルのPOSレジで重視すべき機能は?
A. サイズ・カラー別の在庫管理、店舗間の在庫移動、セール価格の設定、取り置き、免税対応が重要です。商品数が多いので、CSVでの一括登録やハンディでの棚卸ができるかも確認しましょう。

Q. 免税制度が変わったと聞きましたが、何が変わったのですか?
A. 2026年11月1日の販売分から、訪日客への免税販売は「リファンド方式」に変わりました。店頭ではいったん税込価格で販売し、出国時に税関で持ち出しが確認されたあとに消費税分が返金されます。一般物品と消耗品の区分などはなくなりましたが、購入記録情報の送信や返金の管理が必要で、対応していないと免税販売を続けられません。

Q. 2027年の税率変更で、小売店は何をすればいいですか?
A. 2027年4月から2年間、飲食料品の消費税率を8%から1%に引き下げる方針です。食品を扱う店は、商品ごとの税率設定を見直す必要があります。酒類は軽減税率の対象外で10%のまま、詰め合わせ商品は条件によって税率が変わるため、早めに商品マスタを確認しましょう。

Q. POS+ retailの料金はいくらですか?
A. 月額14,000円〜(税別・1店舗あたり)が公式サイトの表示です。初期費用は機器の構成や設置の範囲によって変わるため、見積もりで確認してください。365日の電話サポートと駆けつけサポート(一部地域は別途費用)が付いています。

Q. 無料のPOSレジでも在庫管理はできますか?
A. 簡易的な在庫管理ができる無料プランもありますが、棚卸、店舗間の在庫移動、発注管理などは有料プランの機能になっていることが多いです。商品数が数百を超える店や、複数店舗の店は、有料プランや小売店専用のPOSを検討しましょう。

この記事について
本記事は、ポスタス(POS+ retail)・スマレジ・Square・STORES・Airレジの公式サイトと比較サイトの公開情報、観光庁や業界団体が公表した免税制度(リファンド方式)の内容、飲食料品の消費税率引き下げに関する閣議決定の内容をもとに、編集部が2026年11月6日時点の情報で作成しています。順位は「在庫・税・免税まで1つで回せるか」「導入・運用の手間の少なさ」を基準にした編集部の評価です。税制の説明は一般的な内容です。

まとめ:在庫と制度変更に強いレジを、今のうちに

小売店のPOSレジは、在庫管理まで使いこなしてはじめて元が取れます。さらに、2026年11月からの新しい免税制度、2027年4月の飲食料品の税率変更と、レジの設定が売上と税額に直結する変化が続きます。1人で営む小さな店なら無料のPOSから始められますが、商品数が多い店や複数店舗の店は、在庫・税・免税まで1つで回せるPOSを選びましょう。

在庫管理・棚卸・セット販売・免税・複数店舗管理を備え、設置から365日のサポートまで任せたい店には、ポスタスのPOS+ retailが選びやすい選択肢です。新しい免税制度への対応と補助金の対象かどうかもあわせて、資料で確認してみてください。

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相談のときに伝えるとスムーズなこと
業種と商品数 → 店舗数 → 免税販売の有無 → 食品の取り扱い → 補助金を使いたいか

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